Tweet 洋野町大野の天文愛好家野田司さん(42)は27日早朝、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人補給機こうのとり2号機と国際宇宙ステーション(ISS)のランデブー飛行を写真に収めた。 野田さんは同日午前5時前、同町大野のひろのまきば天文台駐車場で撮影。北東の空を地平線に向かって飛行する様子を捉えた。野田さんによると、撮影時のこうのとりと同町との距離は約1千キロという。 「最初こうのとりはよく見えなかったが、ISSの1分後を同じ軌道で飛んでいたので見つけられた。もう少し通過時間が遅ければ太陽が当たる時間が長くなり、より長く見ることができた」と話す。 こうのとりは実験機器などを運ぶ目的で、22日に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられランデブー飛行の後、27日夜にISSとのドッキングに成功していた。 【写真=国際宇宙ステーション(中央の線)と同じ軌道を追いかけるように進むこうの