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ブックマーク / aspara.asahi.com (7)

  • aサロン_科学面にようこそ_科学10大ニュース、今年の1位は……

    1位は小惑星探査機「はやぶさ」の帰還、2位は日人2人のノーベル化学賞受賞――。科学関係の報道に携わる朝日新聞記者が、投票で今年の科学10大ニュースを選んだ。日の底力を世界に示した二つの明るいニュースが、他を引き離した。 ◇第1位 はやぶさ帰還/技術を証明、社会も注目 小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日、60億キロの旅を経て、7年ぶりに地球に帰還した。故障、通信途絶、エンジン劣化……。何度も絶望視されながら、そのたびに宇宙航空研究開発機構の研究者らの機転で乗り越え、小惑星「イトカワ」の微粒子が入ったカプセルを持ち帰った。 技術的な成果も多かった。電気で進む新開発のイオンエンジンは「1円玉を持ち上げるほど」の推進力しかないが、燃費がよく、宇宙のような空気抵抗のない場所では大きな加速を得られる。 地球からの指令がなくても、自らカメラの画像を確認して航行する技術も実証。大気圏に再突入したカプ

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/12/25
    1位は「はやぶさ」。2位がノーベル化学賞。
  • aサロン_科学面にようこそ_はやぶさの宝 砂だけじゃない

    はやぶさの宝 砂だけじゃない  [10/06/22] 東京科学医療グループ・東山正宜、小宮山亮磨、行方史郎 小惑星探査機「はやぶさ」が帰還した。小惑星「イトカワ」の砂が回収カプセルに入っているかに関心が集まるが、大気圏再突入で将来の宇宙開発に向けた貴重な情報も得られた。喝采を浴びた奇跡の帰還、後継機の計画は安泰になったのか。 ◇耐熱材・方向修正技術でも実績   「すぐ近くにあるはずだ」。帰還から一夜明けた14日、宇宙航空研究開発機構と豪空軍はヘリでジグザグに飛び、もう一つの落下物を捜索していた。午後になってカプセルから約5キロ離れた場所で発見した。 カプセルを大気圏再突入の3千度の高熱から守った熱シールド(防護材)だ。パラシュートが開くと同時に外れて落下していた。 宇宙機構は、熱シールドの回収と分析をイトカワの砂と同等に重視する。どの程度の熱にさらされ、どれくらい溶けたかは重要な情報。宇宙

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    halca-kaukana 2010/06/22
    朝日のはやぶさと天の川画像を撮影した東山記者の、取材撮影裏話も。
  • aサロン_科学面にようこそ_荒ぶる女神の謎に迫る

    荒ぶる女神の謎に迫る  [10/05/11] 東京科学医療グループ・小宮山亮磨 ◇金星探査機「あかつき」打ち上げへ 明けの明星、宵の明星として親しまれる金星。欧米では美の女神にちなみ「ビーナス」という優雅な名で呼ばれるが、その素顔は、秒速100メートルの暴風が吹き荒れる険しい星だ。なぜなのか。謎に挑む日の探査機「あかつき」が18日、宇宙を旅する帆船「イカロス」とともに打ち上げられる。 金星の大きさは地球とほぼ同じ。太陽からの距離も地球と比較的近く、地球の姉妹星とも呼ばれる。 大きな違いは大気。地球は主に窒素と酸素だが、金星は二酸化炭素がほとんど。大気の量が多いため、金星の表面の気圧は地球の90倍ある。 上空45~70キロには、硫酸でできた分厚い雲。星全体を覆うこの雲が太陽の光を8割近くも跳ね返してしまうにもかかわらず、地表温度は約460度と高温だ。二酸化炭素が多い大気で、地球よりはるか

  • aサロン_科学面にようこそ_飛ぶ・曲げる…勝敗を決めるのは

    飛ぶ・曲げる…勝敗を決めるのは  [10/01/05] -バンクバー五輪 2月開幕-                              東京科学グループ・林義則 今年は、冬季五輪の開催年。アスリートたちが雪や氷の上で競う祭典が2月12日(日時間13日)、カナダのバンクーバーで開幕する。空気を味方につける飛型や踏み切りがカギとなるスキージャンプ。氷やストーンが持つ特性への理解が勝敗を左右するカーリング。選手たちの技には、どんな「科学」が隠されているのか。 ◇空気抵抗最小に、揚力最大に  スキージャンプ 昨年末、スイスであったスキーW杯ジャンプ。伊東大貴(雪印)は、ふわりと空中に飛び出すとスキーをV字にした飛型で距離を伸ばし、3位の成績をおさめた。 「V字スタイル」のさきがけは、1988~89年のW杯で5勝したスウェーデン選手。「抗力(空気抵抗)を最小に、揚力を最大に。空中姿勢は飛距

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/03/09
    スキージャンプとカーリングに関係する科学・物理。こんな要素を頭に入れて観戦するとますます面白い。
  • aサロン_科学面にようこそ_意義ある挑戦、「人類よ前へ」

    意義ある挑戦、「人類よ前へ」  [10/02/23] 司会 尾関章編集委員           構成 東京科学医療グループ・松尾一郎、東山正宜 なぜ人類は宇宙に挑むのか――。昨年3月から4カ月半にわたり、日人として初めて宇宙に長期滞在した若田光一さん(46)が、国際宇宙ステーション(ISS)で一緒だった米国、ロシア、カナダ、ベルギーの4カ国5人の飛行士とともに活動報告をするために来日し、16日、朝日新聞東京社で座談会をした。宇宙での暮らしぶりや宇宙開発の意義など、話は約1時間半に及んだ。 ◇忙しくても事は一緒に 尾関 宇宙での日常生活から、うかがいます。若田さんは以前、「ISSでは全員で事をとるようにしていた」と語っていましたが、どんな意味があったんですか。 若田 それは、ISSの司令官だったゲナディ・パダルカさん(ロシア)の方針でした。どんなに忙しくても、3度の事だけはなるべく

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/02/23
    若田さんらISS長期滞在クルーにインタビュー。
  • aサロン_科学面にようこそ_探査機「はやぶさ」、故障のエンジンつなぎ推進力 絶望視一転、なるか帰還

    探査機「はやぶさ」、故障のエンジンつなぎ推進力 絶望視一転、なるか帰還  [09/12/04] 東京科学グループ・田中康晴、東山正宜 四つあるエンジンのうちの三つが壊れて推進力を失い、地球に戻ることが絶望視されていた日の惑星探査機「はやぶさ」。その帰還に、一転して望みがでてきた。希望の光をともしたのは、故障している二つのエンジンを組み合わせて1台分のエンジンの推進力を得る、という裏技だった。 地球に帰還するはやぶさのイメージ=宇宙機構提供 ◇万一に備えた回路活躍 開発・製造・打ち上げ費用で計210億円かかった「はやぶさ」は、2003年の打ち上げ直後から故障続きだった=表。世界で初めて小惑星に着陸して岩石採取を試み、その後地球へと戻る途中だった今年11月4日、約1億6千万キロ離れた火星近くを飛行していた時に残っていたエンジン2基のうち一つが壊れてしまった。 「『劣化』という、来るものが

  • aサロン_科学面にようこそ_大型機器をISSに運ぶ

    大型機器をISSに運ぶ  [09/09/08] 東京科学グループ・田中康晴、行方史郎 日初の有人宇宙施設「きぼう」が7月に完成したのに続き、日の宇宙開発が新たな領域に踏み込む。人が乗れる宇宙船への発展を視野に入れた無人補給機HTVが11日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる。これまでの日の宇宙開発力の集大成の事業だ。国際宇宙ステーション(ISS)への物資の運搬という、米国のスペースシャトルなどが担っている重要任務につく。 ◇日初の補給機、11日打ち上げ 「来年にも引退予定のスペースシャトルのあとはHTVだけがISSに大型の実験機器や交換部品などを運べる手段になる」 宇宙航空研究開発機構の虎野吉彦・HTVプロジェクトマネージャはHTVの重要性を強調する。 ISSに物資を運ぶ無人補給機は、ほかにロシアのプログレスと欧州のATVがある。地上と同じ空気で1気圧に保たれた補給室を

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