11月12日、 フィンランドで18歳の高校生が 学内で銃を乱射し、 本人を含む複数名が亡くなるという事件があった。 "平和"だと言われているここフィンランドで、 留学中の私が、今暮らしている街のすぐ北の地域で、 このような事件があったことは、 鈍感な私にも少なからずショックであったし、 父の日を記念して、 各建物から街路沿いに揚げられていた国旗の大半が、 下げられていたのを見る限り、 フィンランド人にとっては もっとショックを感じる事件だったようだ。 日本のマスメディアでは、 フィンランドはアメリカに次いで 銃の所有率の多い国だったとか、 18歳の少年は恋人に振られたのが原因で 事件を起こしたのだとかといった、 偏った情報が報じられていた。 フィンランドでこの事件について話したときには、 "フィンランド人が銃を所有しているのは狩りのためであって、 森と人間との親密度の現れなのだ"とか、 "
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