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ブックマーク / www.wakusei.jp (2)

  • 日本惑星科学会

    2010年12月8日、宇宙航空研究開発機構は、金星探査機「あかつき」が 12月7日に金星周回軌道投入マヌーバ(VOI-1)を実施したものの、不具 合によって金星周回軌道へ投入できなかったことを発表しました。金星 を目前にしながらあと一歩の段階で成功を逃したことは誠に残念であり ます。 「あかつき」は、謎に包まれている金星大気循環の様態とその仕組みを 多波長撮像や掩蔽観測によって明らかにすることを目的とする金星周回 探査機であり、金星のみならず地球大気の循環過程や地球環境の成り 立ちの理解にも波及する高い科学的価値を持つデータの取得を目指して います。さらに、惑星周回技術を我が国で初めて獲得する期待を担って きました。日惑星科学会員は、計画立案や機器開発、対外発信などへ の協力を通じ、「あかつき」ミッションに携わってきました。 まずは、今回の軌道投入失敗の原因を精査し、再投入も含めた今後の

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/12/13
    「直接的な原因に加えて、少数しか生産されない宇宙部品の品質管理の問題、管制を的確に行うための地上アンテナの整備の必要性など構造的な課題も、今回のトラブルを機に検討されるべきと考えます。」
  • 日本惑星科学会:「はやぶさ」の地球帰還に関する声明

    2010年6月14日、宇宙航空研究開発機構は、小惑星探査機「はやぶさ」が地球大気に突入し、小惑星イトカワの表面物質が入っている可能性のあるカプセルがオーストラリアのウーメラ砂漠で無事回収されたと発表しました。日惑星科学会は、小惑星サンプルリターンという惑星探査の新たな可能性を切り拓いたこの快挙に対し、心からの祝意を表明いたします。 2003年5月9日に鹿児島県内之浦から打ち上げられた「はやぶさ」は、イオンエンジンの実証試験を行いながら、2005年9月12日に小惑星イトカワに到着しました*。約2ヶ月にわたる現地観測によって得られたイトカワの実像は、平均直径が500mにも満たない小惑星に関する我々の認識を一新し、いわゆるラブルパイル天体の構造と成因を端的に示すものでした。さらに「はやぶさ」は微小重力天体への離着陸という人類初の偉業を成し遂げました。その後は様々なトラブルに見舞われ、地球との通

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