米南部テキサス州ダラスで7日午後9時(日本時間8日午前11時)ごろ、市内の中心部で連続発砲事件があった。ダラス市警によると、容疑者2人が警官隊に向けて狙撃を繰り返した模様で、警官11人が撃たれて5人が死亡し、6人がけがをした。一般市民1人もけがをしたという。 ダラスでの事件の前、米南部ルイジアナ州で5日、米中西部ミネソタ州ファルコンハイツで6日に、相次いで警官による黒人男性の射殺事件が起きた。抗議の声は一気に全米に広がり、ダラスでも市内中心部で抗議デモが発生していた。 市警によると、容疑者はデモ隊の近くの高所から狙撃しており、計画的に警官を狙った可能性が高い。 市警は容疑者3人を拘束。4人目の容疑者は、立体駐車場で銃撃戦の末に銃を使って自殺をはかり、死亡が確認された。 市警はこの4人のほかにも事件の関係者がいないか、捜査を続けている。 米FOXニュースが報じた事件発生当時の映像では、デモ参
市販のミニカーをパトカーや捜査車両に改造する趣味を持つ警察官が警視庁にいる。警視庁鑑識課の警部補、小沢伸行さん(46)。細部にこだわる完成度の高さは折り紙付きだ。同僚からも製作を頼まれる特技を生かし、小型飛行機の模型を急造して墜落事故の状況説明にも役立てた。 昨年7月に東京都調布市で起きた小型機墜落事故。事故の状況を把握するため、鑑識課長から墜落した小型機の模型作りを頼まれた。都内の中古模型店で30年以上前に発売されていたプラモデルを買い、パーツを付け替え、プラスチック板を使って尾翼を装着。機体の色を塗り替え、実物機そっくりの模型を4時間ほどで完成させた。 日頃は事件現場で指紋の採取などに携わる小沢さん。小さな頃からミニカーが大好きで、中学生のときには自分で買ったミニカーに赤色灯をつけてパトカーに改造した。1988年に警視庁に入庁後も、中古のミニカーにアンテナやナンバープレートのシールを貼
三菱自動車の燃費偽装問題に絡み、同社が1991年以降に国内で発売したほぼ全ての車種で、違法な燃費データ測定をしていたことがわかった。販売が終了した車種を含めて数十車種にのぼり、軽自動車だけでなく普通車や大型四輪駆動車にも広がる見通しだ。 三菱自関係者によると、法定通りの測定をしたと判明したのは「デリカD:5」「アウトランダーPHEV」「ミラージュ」の3車種だけだった。違法な方法が取られた車種には、人気車種「パジェロ」のほか「ランサー」「コルト」「ギャラン」「RVR」などが含まれる。 三菱自のホームページによると、91年以降にフルモデルチェンジも合わせて新たに発売された車種は50ほどある。そのうち、他社から車体の提供を受けていない大半の車種で違法な測定がされていたことになる。 燃費測定の際の元データとなる… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有
《保育園落ちた日本死ね!!!》と題した匿名のブログが注目を集めている。1億総活躍社会のかけ声とは裏腹に、なかなか解消しない待機児童問題を指摘する内容で、国会でも取り上げられた。ネット上では同じ境遇の人たちから共感の声が相次いでいる。 ブログが書かれたのは2月中旬。《何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか》。怒りをぶつけるような書きぶりだ。 2月29日の衆院予算委員会では、民主党の山尾志桜里議員が取り上げた。安倍晋三首相は「匿名である以上、実際に本当であるかどうかを、私は確かめようがない」と答弁。議員席からは「誰が(ブログを)書いたんだよ」「(質問者は)ちゃんと(書いた)本人を出せ」とやじが飛んだ。 記者がメールでブログの主に連絡を取ると、東京都内に暮らす30代前半の女性と名乗った。夫と間もなく1歳になる男児と3人暮らし。
日本の会員が約180万人いる世界最大規模の既婚者向け出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」から7月末に個人情報を盗んだとするハッカーが18日、入手した個人情報をネット上に流したと発表した。サイト側もデータ流出を認めた。 米メディアなどは、世界48カ国約3800万人の会員のうち8~9割にあたる3200万~3300万人の個人情報がネット上で公開されているおそれがあると報じている。 ハッカーは7月下旬にサイトの個人情報を取得。ごく一部の個人情報を流し、サイトを閉鎖しなければ全情報を流すとしていた。 ネットのセキュリティー会社によると、新たにネットに上げられたデータは圧縮された状態で約10ギガバイトあり、「データは本物と見られる」という。流れているのは会員の氏名、住所、メールアドレス、クレジットカード番号の下4桁など。アシュレイ・マディソンの運営会社は「ハッカーがさらなる情報流出をさせたとの話を
通信履歴(ログ)の捜査利用 安倍政権は21日の情報セキュリティ政策会議(議長=菅義偉官房長官)で、サイバー攻撃に対応するための「サイバーセキュリティ戦略」の原案をまとめ、接続業者への通信履歴(ログ)の保存義務づけを検討すると明記した。憲法が保障する「通信の秘密」との関係で議論を呼びそうだ。 ログの保存に関し、現在は捜査機関が捜査対象者を特定して最大60日間まで接続業者に要請でき、裁判所の令状があれば押収することも可能だ。ただ、不特定の接続業者に普段からログ保存を義務付ける法律はないのが現状だ。 原案では、サイバー犯罪が高度化するなかで「国の治安や安全保障・危機管理に影響を及ぼしかねないサイバー攻撃への対処態勢の強化が必要」と判断。「事業者におけるログの保存のあり方を検討する」との方針を盛り込んだ。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログイン
NTTドコモは、他の通信会社で使えないように携帯電話に制限をかける「SIM(シム)ロック」を解除できる機能を、6月から順次発売する「夏モデル」約20機種すべてに導入する方針を固めた。国内の携帯大手3社でSIMフリー対応の携帯電話を発売するのは初めて。 夏モデルのうち半数弱が、需要が急成長しているスマートフォンになる見通し。ドコモショップでロック解除の手続きを取ると、手持ちの携帯電話のまま、他の通信会社と契約して使えるようになる。 ただし、大手3社でドコモから乗り換えることができるのは、通信方式が同じソフトバンクモバイルのみで、通信方式が異なるKDDI(au)と契約しても使えない。海外で、通信規格などが同じ現地の通信会社のSIMを差して使うことは可能になる。 短期間で解除して他社へ移ると、2年間の継続利用を条件に受けられた実質的な端末の割引措置を途中で放棄することになり、購入価格が割高
「はてな」の田中慎樹さん(左)にヘルメットを手渡すスペシャライズド・ジャパンの馬場誠社長=昨年12月、東京都目黒区、佐々木写す 米系の大手自転車メーカーが、自転車用のヘルメットを無償で配り始めた。自転車の事故で亡くなる人の6割が頭部を打っているのに、乗車時にヘルメットをかぶる人は1割に満たないからだ。 東京都目黒区にあるウェブサービス会社「はてな」東京本店。昨年12月、「自転車通勤をしている方々へ」と新品の自転車用ヘルメット5個が届いた。スポーツタイプの自転車や関連商品の製造販売で世界的に有名な米スペシャライズド社の日本法人からだ。馬場誠社長(55)は「頭は命にかかわる。しっかり守って安全な運転を」と話す。 警察庁によると、2009年に自転車の関係する事故で亡くなった人は695人。数は減る傾向だが、自動車を含む交通事故全ての死者での割合は約14%で、年々高まっている。死者の63%
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