アクセルポジションセンサー アクセルポジションセンサーには、アクセルペダルの踏み込み量と踏み込み速度を検出するホールICが2個(APS1/APS2)独立して組み込まれています。 2個のホールICは、それぞれ出力特性が異なり、同じアクセル開度を検出しても出力される電圧値が異なります。 これらの出力値をCPUは記憶しており、双方の電圧値が正しい関係性で出力されているかを常に監視しています。 例えば、実アクセル開度が20%のときの出力値が「APS1=0.8V/APS2=1.4V」であるアクセルポジションセンサーが組み込まれているとします。 当然ですが、CPUが「APS1=0.8V/APS2=1.4V」という出力値をアクセルポジションセンサーから受信すると、「現在の実アクセル開度は20%だ!」と判断して、アクセル開度情報を関連部品へ伝達します。 しかし、「APS1=0.8V/APS2=1.8V」と