みなさんこんにちは。 アプリ担当の大久保ですが、今回も写真の話です。 GR TVの3回目で大和田良さんが「アンドレ・ケルテス」について詳しく解説されています。GR TVではケルテスの作品は画面に「線と形」があることを大和田さんは指摘されています。 例えば、こちらの「Poughkeepsie, New York(©Andre Kertesz / WIKIART)」を見ると、映っているのは駅のプラットフォームです。 ただ、プラットフォームを意識せずに、遠くを見るように写真全体を俯瞰してみると、階段の壁や屋根がギザギザの矩形に見えて、右のレールもレールではなく白い一本の線といった「線と形」が見えてきます。 その見つけた「線や形」を意識すると、右上にいる白い服を着た人に違和感を持つと思います。すぐ左に屋根があるのですが、人が屋根の下に立っている様に見えません。屋根とホームが同一面に見えますね。 つ