クラウド関連の書籍は多くて、本ブログでも何冊か紹介していますが、個人的には著者(小池良次氏)の書いた本が面白くてお気に入りです。 関連>>クラウド グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図、電子政府を書式から解放しよう|クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす、ついでに電子政府の可能性も広がる 本書では、クラウドは「集中と分散」のペアであり、どちらが欠けてもクラウドにはならないと言っています。 様々なコンテンツやアプリケーションがデータセンター(クラウド)に集約(超集中)する一方で、場所や機器を問わない世界(超分散)へ広がっていくと。 そして、「超集中」と「超分散」を結び付けるのが、(モバイル)ブロードバンド・ネットワークであると。 このような性質を持つクラウドが普及していくことで、電子政府を取り巻く環境も変わってくるでしょう。 「電子政府におけるクラウドと共通番号制