会社を起業すると、「決算」システムが必要になる。社員を雇用すると「給与」システムが必要になる。製造や売買を行えば、「売掛・買掛管理」「在庫管理」など様々なシステムが必要となる。 会社が小規模なうちは、パッケージ商品などを購入すれば、数万円、数十万円で簡単なシステムは構築できる。 だが、大企業になってくると、システム自体が肥大化し、複雑化してくる。各部門で必要なシステムが増え、部門間や子会社などとのデータの連動(連結決算など)も増えてくる。システムはさらに大規模化する。 そうなると、自社だけで開発するのは困難になり、専門の知識・技術を持つコンサルティング会社やシステム開発会社の協力が必要となる。 やがて数年後には、構築したシステムが硬直化し、再構築が必要という課題が出てくる。 実は、その時こそが経営者にとって、経営ビジョンや今後の経営戦略をシステムに反映し、ビジネスプロセスを刷新(BPR:B