2016年は「男気伝授」の年になる。広島黒田博樹投手(40)が新年の誓いを口にした。 昨年12月に下した現役続行の決断には、新たな使命が加わることを承知。あと7勝とせまる日米通算200勝はあくまでも優勝への通過点。チームを強くするために、後輩たちに伝えていかなければいけないものがある。復帰2年目の今季、黒田はまた違う男気を見せてくれそうだ。 「(広島で)エースと言われてからプレッシャーのないマウンドなんてほとんどなかった。米国であろうが日本であろうが、僕は常に100%のプレッシャーを感じてマウンドに上がっている。それは引退するまで背負わないといけないと思っている」 退路は断った。揺れる気持ちだったのを、後輩たちに引き留められた。黒田とともに戦いたい、学びたいと願う言葉が男気の琴線に触れた。 http://www.nikkansports.com/baseball/news/1586744.