東京ドームの一角にある野球殿堂博物館は、野球好きなら一度は足を踏み入れる価値のある施設だ。様々な展示がされているが、その奥に「野球殿堂」がある。 1872年に日本に野球が伝えられてからおよそ150年、日本野球をナショナルパスタイムにした偉大なる先人たちが、レリーフとなって飾られている。 今のレリーフは、学士会館の「日本野球発祥の地モニュメント」を制作した彫刻家の松田光司さんが手掛けている。 殿堂には約200人の野球人が顕彰されている。沢村栄治、スタルヒンから川上哲治、長嶋茂雄、野村克也、王貞治、そして近くは立浪和義、松井秀喜、金本知憲まで。一世を風靡した大選手たちがレリーフになっている。野球選手と生まれたからには「野球殿堂入り」は生涯の目標ではあろう。 さらに野球殿堂には、ルールを整備した人、多くの優秀な選手を育てた指導者、野球道具を開発、普及した人、などなど野球選手以外の功労者も名前を連