サーバー証明書(SSL/TLS証明書)の無料配布を目指すプロジェクト「Let's Encrypt」は米国時間2015年9月14日、最初の証明書を発行し、同プロジェクトのWebサイトに導入したことを明らかにした(写真1)。一般への提供開始は2~3カ月以内を予定。 Let's Encryptは、プライバシー団体の米電子フロンティア財団(EFF)やモジラ財団、米シスコシステムズ、米アカマイテクノロジーズが設立した公益法人「Internet Security Research Group(ISRG)」が運営するプロジェクト。 目的は、HTTPS(HTTP over SSL/TLS)通信に必要なサーバー証明書を無料で配布すること。ただし、Let's Encryptが発行するのは、データの暗号化のみを目的としたドメイン認証(DV:Domain Validation)の証明書。 ドメイン認証の証明書は、
![サーバー証明書の無料配布プロジェクト「Let's Encrypt」、最初の証明書を発行](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e0b2988ada1ea7f3c89c475dda1ff87141a4ef8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fit%2Fatcl%2Fnews%2F15%2F091703018%2Fph1.jpg%3F20220512)