世界3大映画祭の1つフランスのカンヌ映画祭で、脚本家の坂元裕二さんが是枝裕和監督の最新作「怪物」で脚本賞を受賞しました。日本の作品で脚本賞を受賞するのは、2021年に「ドライブ・マイ・カー」で濱口竜介監督と大江崇允さんが受賞して以来です。 「怪物」は独立賞「クィア・パルム賞」を受賞 今回のカンヌ映画祭で、是枝裕和監督の最新作「怪物」は、カンヌ映画祭の独立賞にあたる「クィア・パルム賞」を受賞しました。 この賞は、映画祭に出品された作品を対象に独自の審査を経て、性的マイノリティーを扱った映画に与えられている賞で、2010年から始まり、日本の映画としては初めての受賞です。 脚本家の坂元裕二さんは、大阪府出身の56歳。 高校卒業後、独学で脚本を学び、1989年に民放のドラマ「同・級・生」で脚本家としてデビューしました。 1991年には脚本を務めた民放のドラマ「東京ラブストーリー」が都会で繰り広げら
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