7月21日(日)マチネの回、観てきましたー。 いやー面白かった。ネタバレありの感想文のつもりで書くので読むかどうかはそこを起点に各自判断してください。 2005年片桐仁主演版は映像で観ていたので、アレがミュージカルでリメイクかーいけんのかなーと思って観に行ってみたら、いけてんだなこれがの大傑作。物語としての強度をまず一番に再確認した。 初演が1996年、だいたい30年近く前、マジ!? 誰にも何もわからない流行り病、そこから生まれる多様すぎる多様性、自らの病によって引き出される多様な特異性をアイデンティティとして受け入れる人々、そしてそんなはずの人々が無闇に安易に厄災の元凶を探し求め一致団結する様、今の社会を憂えればこそ耳が痛いモチーフがてんこ盛り。 しかしこれが30年近く前に作られた話、時代を先取りしたと言おうと思えば言えんことはない。と言ってもだがしかし、流行病だって、誰かを悪魔にして根