ブックマーク / business.nikkei.com (20)

  • ウクライナ「継戦も地獄、停戦も地獄」 小泉悠氏が読む戦況

    ウクライナは、ロシアが築いた強力な塹壕(ざんごう)による防衛線を突破できず苦しんでいます。ザルジニー総司令官は英誌エコノミストの取材に「このままでは長期戦は必至。そうなれば敗戦が濃厚になる」と答えていました。 苦戦が生み出す内部分裂 3歩しかないというのは厳しいですね。 小泉氏:西側からの支援が遅れ、苦戦が続く中で、ウクライナ内部で結束の乱れが目立つようになってきました。まず、ゼレンスキー大統領とザルジニー総司令官との間に隙間風が吹いています。 加えて、アレストビッチ元大統領府長官顧問がX(旧ツイッター)上でゼレンスキー大統領を激しくののしっています。23年1月に失言のため解任されたのを逆恨みしての行動と見られます。 アレストビッチ氏は、もし大統領選挙を実施するのであれば立候補するとして、公約も発表しました。この中で注目すべきものとして「被占領地の軍事的奪還を求めない」があります。これを条

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    hammondb3 2023/12/22
  • フードサイコパス稲田俊輔が語る「低評価レビュー」の原因

    続きを読む 理解できないものを楽しめる人が「うらやましい!」 理解できないものを楽しめる人が「うらやましい!」 稲田:はい。悪意、あるいは失敗、アクシデントがない限り、すべてにおいしさというものは潜んでいるから、あとはそのおいしさを自分が発見できるか、できないか、でしかないんです。 例えば、サイゼリヤを「あんな店を喜ぶのは中学生までだよ」みたいなことを言う人は、その中学生以上の大人になったのに、サイゼリヤの良さを見いだす力に欠けている。それだけの話です。そして「欠けていて悪いか」って開き直ったら、そこで終わりです。この店のどこがいいのか、どうやったら楽しめるかを探したほうがいいよね、というのが、自分の根にあるんですね。 社名が出たので慌ててフォローしますと、稲田さんは格イタリアンレストランとしてのサイゼリヤ活用法を広めた方でもあります。『人気飲チェーンの当のスゴさがわかる』(扶桑

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    hammondb3 2023/11/14
  • 「空気」は万博開催では変わらない:日経ビジネスオンライン

    2025年の国際博覧会(万博)が、大阪で開催されることが決定した。 このニュースが伝えられた11月24日の午前、私は、ツイッター上に 《NHKは局をあげて万博大歓迎体制なのだな。 まあ、公共放送とてメディア企業である以上、この種の巨大イベントから直接的な収益を期待するのは当然なわけで、彼らはモロな利害関係者というのか、立ち位置的には祭りにおける露天商(←言葉の使い方に配慮しています)と同じなのだね。》(こちら) 《万博を起爆剤にとか言ってる人たちは、もしかして気で大阪を爆破するつもりでいるわけなのか?》(こちら) 《招致の賛否を問う段階では反対派の意見も応分に紹介されていた。それが、招致が決定すると反対派の声は「なかったこと」にされる。一夜にして「もう決まったことなのだから一丸となって協力しよう」という空気ができあがる。東京五輪の時も同じだった。たぶん先の大戦でも同様の空気だったはず。》

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    hammondb3 2023/10/10
  • 「英語スピーキングテストは愚策」と、認知科学者が断言する理由

    東京都で今、「英語スピーキングテスト騒動」が起きているのを、ご存じだろうか。来年(2023年)、都立高校入試に英語スピーキングテストが導入される予定だ。計画を進めているのは東京都教育委員会(以下、都教委)とベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)。これに異論反論が殺到、都議会も紛糾している。 認知科学や言語心理を研究する立場から 「致命的な愚策」と断じるのは、慶應義塾大学環境情報学部の今井むつみ教授。「スピーキングを入試に導入しさえすれば国際人が育つというのはあまりに短絡的。受験生、保護者、都民、あらゆる関係者にとってコストは高く、犠牲は大きく、教育的なゲインはほとんど期待できない」。 今井教授は、ベストセラーとなった『英語独習法』(2020年刊行、岩波新書)の著者。母語習得の認知的なプロセスを長年研究し、世界的に著名な認知科学者だ。今年 6月に刊行された『算数文章題が解けない子どもたち

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    hammondb3 2022/10/19
  • 小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。

    日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」、日経ビジネス誌では「『pie in the sky』~ 絵に描いたべーション」を連載中のコラムニスト、小田嶋隆さんが亡くなりました。65歳でした。 小田嶋さんには、日経ビジネス電子版の前身である日経ビジネスオンラインの黎明(れいめい)期から看板コラムニストとして、支えていただきました。追悼の意を込めて、2021年11月12日に掲載した「晩年は誰のものでもない」を再掲します。 時の権力者だけでなく、社会に対して舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込む真のコラムニスト。その小田嶋さんがつむぐ1万字近い原稿を、短い言葉でどう表現するか。記事タイトルを短時間で考える担当編集者にとっては、連載の公開前日は勝負の1日でもありました。 再掲載するコラムは療養中の病室から送っていただいた原稿です。「晩年」という言葉やそれを何も考えずに使う社

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    hammondb3 2022/06/25
  • 中国人やインド人が、すぐにちゃぶ台返しをする理由

    だが米国以上にユニークなのが日だ。アジアの多くの国と同じように日のリーダーシップは階層主義的だ(図の右半分)。上下関係がはっきりしていて、部下が人前で上司に意見することはめったにない。リーダーシップが階層主義的な国の多くは、意思決定はトップダウン型になる(図右上)。迅速で柔軟、一度決まったことでもすぐに変更や修正がある。中国やインドがこうしたケースだ。一方、日の意思決定は合意型だ(図右下)。組織のなかで合意を積み上げていく。意思決定に時間はかかるが、ブレずに迅速に実行される。 リーダーシップと意思決定という2つの指標で、日ほど正反対の極へ大きく振れる国は他にない。階層主義と合意主義の共存という珍しいパターンが、他文化の人から見て日の組織やリーダーは分かりにくいという印象を与え、摩擦を生む原因になる。同じようにヒエラルキーを重視するにもかかわらず、インド人は日人リーダーが意思決定

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    hammondb3 2021/08/21
  • 人力でスーパーに勝つ利益率9%の魚屋チェーン 角上魚類

    「らっしゃい、らっしゃい。今日は甘鯛(あまだい)が安いよ」――。威勢のいい店員の掛け声が響き渡る店内は、平日の午前中にもかかわらずにぎわっていた。ここは海辺の魚市場……ではない。埼玉県川口市の住宅街にある「角上魚類 川口店」だ。 角上魚類は首都圏や甲信越地方に22店舗を展開する「鮮魚専門チェーンストア」。その多くが、内陸部のロードサイドに立地する大型店舗だ。しかし広い店内に並ぶのは魚とすし、そして海鮮を使った総菜だけで、肉や野菜は一切扱わない。驚くべきはその売り方だ。 まるで魚市場のような対面販売コーナーがあり、1匹丸ごとの生の魚がずらりと並べられている。そして店員が客と対話しながら、魚を売っていく。創業者の柳下浩三・角上魚類ホールディングス(HD、新潟県長岡市)会長兼社長は「昔ながらの魚屋の商売を貫いている」と話す。 だからセルフサービスが主体のスーパーと比べると当然、人件費はかかる。労

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    hammondb3 2021/08/09
  • ソニーやオーディオテクニカ レコード復権、響く新アナログの調べ

    アナログレコードが息を吹き返した。デジタルの流れに翻弄された10年前が信じられないほどの活況だ。レコード盤からプレーヤー、そして匠の技の針までも、世界中から引き合いが殺到している。アナログ品に忘れられていた価値が宿る。ものづくりの現場がどん底から復活に至る奮闘を取材した。 サファイア製のカッターを使い、レコード針の振動に対応する溝を円盤に彫っていく。通電するとカッターヘッドが揺れ、渦巻き状の溝ができる。音が電気信号に変換されて入力されていく。折からのレコードブームを受けて、カッティング工程は1カ月待ちの状態が続いている。 「アナログレコードを成長分野と捉え直す」。SMEグループは2018年、29年ぶりにレコード盤の一貫生産を復活させた。ラッカー盤から型を取り、プレス成形してレコードとして量産する大井川プロダクションセンター(静岡県焼津市)は今、連日のフル稼働。足元の生産量は18年に比べ3倍

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    hammondb3 2021/07/21
  • 告発する人間を異端視する世界

    先週から今週にかけて、似たような事件が3件続発した。 「似たような事件」とは言っても、細かく見て行けば、背景は微妙に違っている。個々の事件が明るみに出した問題点も、それぞれに異なっている。ところが、3つの話題を伝える報道記事をひとつのテーブルの上に並べてみると、あらまあびっくり、なんとも見事な「女性蔑視連続事件」とでも言うべきひとつのシリーズが出来上がってしまっている。ここのところがポイントだ。 つまり、われわれは、それぞれに異なった別々の出来事が、ほとんどまるで同じひとつの事件であるように見えてしまうメディア環境の中で暮らしている。このことは、われわれの感覚が粗雑になっているということでもあれば、メディアによる報道がそれだけ劣化してきているということでもある。 今回は、この1週間ほどに相次いで発覚した3つの炎上案件をひとまとめに扱うことで、それらの出来事に共通の背景を与えている「気分」に

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    hammondb3 2021/03/27
  • 札幌から突然世界へ レコード会社脅かす“DIYアーティスト”

    「サウンドクラウドで良いバンドを見つけたら女子高生だった、すごい」。こんなツイッター上の投稿をきっかけに、Telefonの再生数が急増した。ラウスバブの2人は北海道在住の高校2年生。レコード会社にも所属しないまま、知る人ぞ知る存在となった。 ラウスバブの結成は20年3月で、まだ1年しかたっていない。2人は同じ高校の軽音楽部に所属し、別のバンドで活動していた。新型コロナウイルスの影響でライブハウスでの演奏の機会がなくなり、学校に集まって曲を制作したり練習したりするのも難しくなった。 2人が目を付けたのがテクノ音楽。岩井さんが日のグループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を入り口にはまり、高橋さんも岩井さんの影響を受けた。テクノ音楽であれば、楽器がなくても曲を作れる。自宅でも、遠隔でも制作しやすい。さらに2人は、発表の場をライブハウスでなくネットに決めた。 「ゴールデンルート」に

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    hammondb3 2021/03/26
  • カネカが初めてコメント「弁護士を入れて調査している」

    育児休暇からの復帰直後に転勤を内示したことや、有給休暇の取得を認めなかったことなどがツイッターで指摘されているカネカ。「当社の社員であるとはっきりするまでコメントを控える」としてきたが、日経ビジネスの質問に対して初めて同社IR・広報部が回答した。 同社は、日経ビジネスが入手した、同社の角倉護社長が社員に宛てたメールに対し、「当該メールに関するご質問に対しては、内容の補足説明として」回答するとした。 日経ビジネスからの質問と、それに対するカネカIR・広報部の回答は以下の通り。 社長からのメールの中で、SNSの書き込みに対して「正確性に欠ける内容」との指摘があった。正確性に欠けているのは具体的にどういった内容か。 細かな事実関係についてコメントさせていただくと元社員の方の個人的な情報にも及ぶこととなるため差し控えさせて頂きます。「転勤の内示が育児休業休職(以下育休とします)取得に対する見せしめ

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    hammondb3 2019/06/06
  • カネカ続報、「即転勤」認める社長メールを入手

    夫に育休から復帰後2日で転勤辞令が出たことや、有給休暇の取得を拒否されたことなどがツイッターで告発され、ネットでの炎上が続くカネカ。誌が6月3日付け「「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員とを直撃」で報じたとおり、同社IR・広報部は「当事者が当社の社員であるとはっきりするまで事実の有無を含めてコメントできない」との姿勢を崩さなかった。 一方、日経ビジネスの取材で、3日中にカネカの角倉護社長から社員宛てに、今回の炎上に関するメールが出されたことが分かった。複数の同社社員が認めた。 メールでは「育児休業休職直後に転勤の内示を行ったということはあります」として夫婦の主張の一部を認めたほか、「当該社員に誤解を生じさせたことは配慮不足であった」として、広報のコメントとは一転して、ツイッターでの発言主の夫が同社の社員だったことも併せて認めた格好だ。 角倉社長からのメッセージを以下に全文掲載する(

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    hammondb3 2019/06/05
  • 「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃

    「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃
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    hammondb3 2019/06/03
  • 杉田水脈氏と民意の絶望的な関係:日経ビジネス電子版

    前回は体調を崩してお休みをいただきました。 当欄の更新を楽しみにしてくださっていた読者のみなさまには、あらためてこの場をお借りしてお詫びを申し上げます。 また、ざまあみろこのままくたばって連載休止に追い込まれやがれと思っていた読者には、ざまあみろ復帰したぞということをお伝えしてごあいさつに代える所存です。 今週から通常運転です。 体力、気力ふくめていまだにやや不足気味ですが、なんとかがんばりたいと思っています。 今回は、自民党の杉田水脈衆議院議員が「新潮45」に寄稿した文章と、その記事がもたらした波紋について書くつもりでいる。 体調を崩して寝たり起きたりしている間、ツイッターを眺めながらあれこれ考えていた内容を、なるべく考えていた道筋通りに書き起こすことができればよろしかろうと考えている。 というのも、当件に関する私の見解は、必ずしも一道の結論に沿ったクリアな言説ではなくて、いまもって揺

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    hammondb3 2018/07/27
  • 山口メンバー、アルコール依存の怖さ体現

    山口メンバー、アルコール依存の怖さ体現
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    hammondb3 2018/05/08
  • 「前屈できない=体が硬い」は間違いだった!

    「前屈できない=体が硬い」は間違いだった!
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    hammondb3 2018/02/13
  • 米国留学中国人「自由礼賛」卒業スピーチの波紋

    米国留学中国人「自由礼賛」卒業スピーチの波紋
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    hammondb3 2017/06/02
  • 日本の若者はなぜ、Twitterをよく使うのか

    日本の若者はなぜ、Twitterをよく使うのか
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    hammondb3 2017/05/08
  • 「クラッシャー上司」が米国を率いる

    トランプ新大統領が就任して、2週間弱が経過した。 この10日間ほどのうちに、これまでの米国の常識からは考えられなかった大統領令が矢継ぎ早に発令され、そのうちのいくつかは、米国のみならず世界中に混乱を引き起こしている。 中東・アフリカ7カ国からの渡航を制限するトランプ氏の大統領令について、従う必要はないとの考えを司法省に伝えていたサリー・イェーツ司法長官代理が解任されたのだ。 報道によれば、イェーツ氏は、オバマ前政権下で司法副長官を務め、トランプ政権になっても政権側の意向で長官代行を務めていた。彼女は、1月30日に今回の大統領令が合法であるとの確信が持てないとし、司法省は擁護しないとの見解を明らかにした。で、自身の見解を明らかにしたその1時間後に解任された。 なんと電撃的な人事であろうか。 まるでテレビ用演劇プロレスの人事往来シナリオそのものではないか。 ホワイトハウスは、解任にあたって発表

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    hammondb3 2017/02/03
  • ヤマハ、冬の時代から最高益を達成

    長い冬の時代からようやくヤマハが立ち直ろうとしている。少子高齢化が進み、「楽器を出せば売れる」時代はとうに終わった。新興国向けや新規ビジネスで「音のヤマハ」へ自らを刷新する。 昨年8月9日、東京・渋谷の街中を300人がパレードした。手には思い思いの楽器を持っている。トランペットや三味線、果てはそろばんをカシャカシャと鳴らしている人も。気温33度の灼熱の中、ハチ公前、国道246号と1.4kmの道のりを練り歩いた彼らが目指したのは宮下公園。そこには1万人の参加者が集まり、参加型のコンサート、のど自慢、手作り楽器の製作などが行われていた。 成功をバネに今年9月にも開かれる「渋谷ズンチャカ!」。この音楽イベントを仕掛けたのがヤマハだ。2014年、当時の桑原敏武・渋谷区長が「音楽で渋谷を盛り上げられないか」とヤマハに相談を持ちかけたのがきっかけだった。 桑原前区長が想定していたのは、複数の有名人を招

    ヤマハ、冬の時代から最高益を達成
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    hammondb3 2016/07/26
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