宮城県が退職する職員への贈呈用に公費で大量の金杯などを購入した問題で、退職者に贈られたとみられる金杯がインターネットの競売サイト「ヤフーオークション」に出品され、落札されていたことが30日、分かった。退職者が関与している可能性が高く、県は「大変残念だ」と話している。 出品されたのは「未使用◆金杯 2個 宮城県 桐(きり)箱入り」と題された商品。商品説明によると、直径は13.5センチと10センチで、それぞれ桐箱に入っている。表に県章、裏には「宮城県」などの刻印があり、贈呈品だとしている。 入札は12日に200円で始まり、値上がりすることなく、19日に落札者が決まったとみられる。出品者が県の退職者かどうかは不明だが、金杯は退職者以外は入手できないという。商品の発送元地域は仙台市になっていた。 県人事課の担当者は「長年の貢献への感謝の気持ちを込め、記念品として大事に使ってもらえると考えて渡
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