Linuxにはmakeという便利な機能があります。 通常ですとプログラムをコンパイルする時は、コンパイルする度にコマンドラインにコンパイラ名とソースファイル名とコンパイルオプションと・・・と大変めんどうなのです。 さらに、ある一つのソースファイルを書き換えたとき、すべてをもう一回プログラムをすべてコンパイルし直すのは面倒です。 これを"make"のコマンド一発でやってのけてくれます。 makeを使えば、コマンドラインに面倒くさいオプションを書く必要もなし、更新されたファイルだけを選択的に選んでコンパイルしてくれるので、書き直した時のコンパイル時間の短縮にもなります。 このmakefileの作り方は全く難しいものではなく、一度作ってしまえばあとは使い回すことができます。 今回はFortran90のプログラムの場合を考えますが、C言語にも簡単に応用することができます。 復習 ソースコードから実