トルコには昔からバハラッチュ(Baharatci)と呼ばれる香辛料のお店がどの町にも一つはあり、イスタンブールでいえばエジプシャンバザールが有名です。バハラッチュにはたいてい100種を超える植物オイル(Bitkisel Yagi=ビトゥキセルヤーウ)がそろっています。 トルコで植物オイルは昔から人々の生活に浸透してきたもの。鼻が詰まった、頭痛がある、便秘になった、といった体調不良の時や、妊娠・ベビーケア、そしてコスメとして植物オイルは活用されており、昔は薬局に行くようにバハラッチュに行っていたのだそう。実際、今でもエジプシャンバザールのバハラッチュにいる専門知識を持った店員さんは、白衣でお客さんに応対してくれています。トルコのバハラッチュは、いうなれば中国の漢方薬専門店のような役割を果たしてきたと言えるかもしれません。 こうしたトルコの植物オイル、日本やヨーロッパのアロマテラピーのようにろ