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  • 向精神薬7万錠不明 病院職員、5年前から持ち出しか:朝日新聞デジタル

    鹿児島県奄美市の奄美病院は21日、向精神薬約7万3600錠が所在不明になったと発表した。5年前から職員が持ち出しを続けていた可能性が高く、この間、病院は薬の在庫状況を確認していなかったという。 所在がわからなくなっているのは、抗うつ剤や睡眠導入剤、不安を和らげる薬などとして使われる「デパス錠」と「エチゾラム錠」。大量に服用すると意識障害などを起こす恐れがある。昨年10月に麻薬及び向精神薬取締法の対象に指定された。 同病院によると、先月15日に系列病院の薬剤師が薬の数がおかしいことに気づき、患者に処方した数量と在庫数を照合したところ、2012年4月から今年3月までの5年間にわたって持ち出しが行われた可能性が高いことがわかった。 薬は院内の薬剤科にある鍵がかかった倉庫で保管。鍵は同科の薬剤師らが持っているほか、薬が必要なときに当直の看護師らが総務課から借りていた。同病院は職員が持ち出した可能性

    向精神薬7万錠不明 病院職員、5年前から持ち出しか:朝日新聞デジタル
  • 夫の暴言・無関心…発達障害では? 苦しんできた妻たち:朝日新聞デジタル

    夫に発達障害の疑いがあるとわかったことで、暴力や暴言の原因に納得が行き、救われた。そんなが、自分を大切に生きたいと決意を記した投書「夫の言動 自分を責めないで」(朝日新聞大阪社版1月16日付)に、切実な声が相次いで寄せられました。夫との関係や周囲の無理解に苦しむの自助会も、各地にできています。 投書の内容は 昨年、62歳の夫に発達障害の疑いがあるとわかりました。 結婚38年。夫のDV、言葉や態度で傷つけるモラハラ、かみ合わない会話に絶望する日々でした。私に問題があると自分を責め、うつを繰り返してきました。生きづらさを抱えたままでは心残りだと、自分自身のカウンセリングに行ったつもりでした。思いも寄らぬカウンセラーの指摘がきっかけとなりました。 障害と捉えると夫の感情の激しさなどすべてが腑(ふ)に落ち、私は救われました。よく頑張ってきたと自分を抱きしめてあげたい気持ちになりました。 子ど

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  • 「夫に発達障害の疑い」 言動に悩む妻、各地に自助会も:朝日新聞デジタル

    夫に発達障害の疑いがあるとわかったことで、暴力や暴言の原因に納得が行き、救われた。そんなが、自分を大切に生きたいと決意を記したひととき「夫の言動 自分を責めないで」(1月16日付)に、切実な声が相次いで寄せられました。夫との関係や周囲の無理解に苦しむの自助会も、各地にできています。 広島県の女性(62)は「結婚して35年、夫の偏屈で身勝手な言動に苦しんできました」とメールを寄せた。 息子2人との七五三の記念写真に夫はいない。予約した写真館に行く間際、「わしはいいわ」と出かけてしまった。祖父が残したお金を息子たちの学費に使おうとしたら、夫は平然と「もうない」。パチンコにつぎ込んでいた。義母に相談すると、女性が家庭をおろそかにしたせいだと、逆に責められた。 女性は精神的に不安定になり、皿を床に投げつけるなどした。昨秋、屋で発達障害に関するに出会い、「夫はまさにこれ」と確信した。「特性を

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  • 札幌市が作った発達障害支援の「虎の巻」 ネットで話題:朝日新聞デジタル

    発達障害のある人が社会で活躍できるよう、札幌市が支援のポイントをまとめた「虎の巻」が、インターネットで話題を集めている。「職場」「暮らし」「学校」「子育て」など5編あり、イラストをふんだんに使っていることで「わかりやすい」と評価されている。 「職場で使える『虎の巻』」は、ベーカリーに勤める「虎夫」と事務職の「巻子」が登場する。虎夫さんは自閉症、巻子さんはアスペルガー症候群とそれぞれ診断されている。 虎夫さんは先輩から「『てきとう』にクリームを塗っといて」とパンを渡されるが、あいまいな言葉が苦手。どの程度塗っていいか分からずにたくさん塗ってしまい、先輩から「あんなに塗るなんて、普通に考えてありえない」と思われてしまう。 「虎の巻」は、こうした「ギャ…

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  • 候補者名の連呼「得票に効果」 心理学研究 関学大:朝日新聞デジタル

  • 鹿児島)発達障害、どう支援 児童精神科医が講演:朝日新聞デジタル

  • 発達障害の子らへ教員手厚く 改正法成立:朝日新聞デジタル

    発達障害のある子らが一部の授業を別室で受ける「通級指導」など、特別な指導が必要な子どもへの教員配置を手厚くする改正義務教育標準法が27日、参院会議で全会一致で可決、成立した。4月に施行される。教員全体でみると、少子化に伴って自動的に教員数を減らす分を除き、2016年度より計868人の増員となる。 改正同法では、通級指導に当たる教員1人当たりの子どもの数が、都道府県や政令指定市ごとに現行の16・5人から13人になる。教員不足で通級できない「通級待機」を減らし、よりきめ細かい指導をめざす。また、外国人の子に日語を指導する教員についても1人当たり21・5人から18人になる。 教職員定数は、子どもの数などに応じて機械的に決まる「基礎定数」と、各校の課題などに応じて配分する「加配定数」で決まる。法改正で通級や日語指導の教員は基礎定数に組み入れられるため、各自治体は年度ごとに変動する加配に頼る割

    発達障害の子らへ教員手厚く 改正法成立:朝日新聞デジタル
  • タリウム事件の元少女に無期懲役判決 名古屋地裁:朝日新聞デジタル

    名古屋市で女性(当時77)を殺害したほか、仙台市で同級生2人に硫酸タリウムを飲ませたなどとして、殺人や殺人未遂など七つの罪に問われた元少女(21)の裁判員裁判の判決が24日、名古屋地裁であった。山田耕司裁判長は「複数の重大で悪質な犯罪に及んだ犯情は重い。犯行時の年齢や精神障害などの影響を考慮しても、有期刑では軽すぎる」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。 判決によると、元少女は高校2年生だった2012年5~7月、「中毒症状を見てみたい」と中学の同級生女性(21)に硫酸タリウムを約0・8グラム、高校の同級生男性(21)に2回で計約1・2グラムを飲ませて殺害しようとした。また、名古屋大1年生だった14年12月には「人が死ぬ様子を見たい」と考え、名古屋市の自宅アパートで森外茂子(ともこ)さんを殺害。6日後に仙台市の民家に火を放ち、住人3人を殺害しようとするなどした。 争点はタリウム事件での殺意

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  • 精神科で身体拘束、最多1万人超 重症患者増加も要因か:朝日新聞デジタル

    精神科の病院で体をベッドにくくりつけられるなどの身体拘束をされた患者数が2014年は1万682人で、過去最多だったことが厚生労働省の調査で分かった。精神保健福祉法に基づき認められている措置だが、症状の重い患者の増加も要因とみられ、厚労省は詳しい調査を始める。 調査は14年6月末時点で実施。拘束された患者のうち、家族らの同意で入院させる医療保護入院が8977人、都道府県知事らが決める措置入院が232人だった。都道府県別では北海道が1067人と最も多く、東京都の1035人、千葉県の888人が続いた。施錠された保護室への隔離は1万94人で初めて1万人を超過。医療保護入院患者が8377人で、措置入院患者が549人だった。 精神科病院の入院患者総数は29万406人で、前年から7030人減ったが、重度で症状が安定しない急性期の患者が増えているという。精神保健福祉法では、患者が自らを傷つける恐れがあるな

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  • 生活保護の就労支援強化へ 発達障害者などの自立促す:朝日新聞デジタル

    生活保護を受けている人の仕事探しを支援する体制が、4月から強化される。発達障害などの人を対象に新たに臨床心理士や精神保健福祉士ら福祉の専門家が助言に加わり、自立してもらうことをめざす。厚生労働省が新年度予算案に5億1千万円を計上した。 生活保護受給者の就労に向けた支援は現在、ハローワークのOBらが担当。合宿方式の研修や面談、就労体験などで、最長1年かけて自尊心の回復や生活リズムの改善などを進める。しかし、発達障害うつ病で外見上分かりにくい働きにくさを抱えるケースには合わないとの指摘もあった。 そこで、民間の社会福祉士や介護福祉士ら福祉の専門家も支援に加わり、支援計画の作成や心身の健康状態の把握などに努める。就労環境が整えば、ハローワークに一緒に通って実際に仕事探しを始める。 働けるとみられる生活保護受給者のうち、実際に仕事探しができるようになる人の割合は35・8%にとどまる。厚労省は20

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  • ネット(3) カウンセリングで気持ち打ち明けたのが転機に:朝日新聞デジタル

    大学を休学して2年近くゲーム漬けの生活だった東京都内の男性(23)は2015年2月、久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)のネット依存専門外来を受診した。 臨床心理士の三原聡子(みはらさとこ)さん(45)によるカウンセリングを受けたのが転機になった。男性が言葉を選んで話すのを、三原さんはせかさず耳を傾けてくれた。 ネットゲームにのめり込む生活からさかのぼり、大学へ行く意味が見いだせなかったこと、さらに中学時代に友達だと思っていた同級生に物を隠され、悪口を言われた経験にも及んだ。「それから、人を信用しなくなりました」。秘めていた気持ちを初めて話した。 自宅に帰り、高校時代のサッカ…

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  • 聖マリアンナ医大、臨床研究で不備7件 中止勧告へ:朝日新聞デジタル

    聖マリアンナ医科大学病院(川崎市)の神経精神科で、患者を対象にした計7件の臨床研究に不備があったことが、大学などへの取材でわかった。すでに打ち切った1件を除く6件について、大学側は研究の中止を勧告する。調査委員会の報告書を近く公表する予定。 同科では、精神保健指定医資格の不正取得にかかわったとして、医師23人が2015年に資格を取り消された。厚生労働省の指示を受けて大学は、これらの医師が担当した臨床研究に不正がなかったか、外部有識者を交えた調査委を設置して調べていた。 大学によると、不適切と認定した7件の臨床研究をしていたのは、准教授2人と講師1人。3人が実施した計22件の臨床研究の約3割を占めた。薬や検査法の効果を比較するなどした研究で、患者を無作為に分けるといった実施計画を守らず、意図的に割り振るなどしていたという。 7件のうち、1人の准教授によ…

    聖マリアンナ医大、臨床研究で不備7件 中止勧告へ:朝日新聞デジタル
  • ストーカー加害者、6割超が治療拒否 受診率は25%:朝日新聞デジタル

    ストーカー行為の加害者に対し、警察は今年度から、医療機関での治療やカウンセリングを勧めている。警察庁が実施状況をまとめたところ、警察が働きかけた加害者のうち、受診したのは約25%で、拒否する人も多かった。 ストーカー被害は全国的に深刻な状況が続いており、相手への執着心や支配意識を拭うには治療を通じた対応も必要だとして、今年度は精神科医ら専門家との連携を始めた。 新たな取り組みでは、警察官はストーカー規制法に基づいて警告するなどした加害者の中で必要と判断した人に受診を勧める。人が同意すれば、地域の医師らを紹介し、治療やカウンセリングを受けてもらう。加害者同士が体験や思いを話し合うグループワークを行う場合もある。 警察は医師側から治療状況の説明や助言を受け、加害者対応に役立てる。治療費は人が負担する。 加害者への働きかけは昨年4~12月、33都道府県警で293件あり、108件で加害者が同意

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  • 青森)発達障害などの子の通級指導、10年で1.8倍:朝日新聞デジタル

    発達障害などのある子どもらが通常学級に在籍しながら、授業の一部を別室で学ぶ「通級指導」。2015年度に県内で通級指導を受けた子どもは703人となり、05年度の1・8倍に増えている。一方、市町村によって取り組みに差があるなど課題も浮上している。 「いまはむかし、たけとりのおきなというものありけり」。青森市立浦町中に昨年度できた通級指導教室。他中に在籍する1年の男子生徒(13)がモニターに映し出される古文の教科書を見ながら、読み上げソフトの音声に合わせて「竹取物語」を音読していた。つかえるたびに、傍らで土崎(とざき)純子教諭(43)が画面の背景色やスピードを調節し、何度も挑戦する。 男子生徒は小学生のころ、カタカナや漢字の読み書きが極端に苦手だった。一文を読み通すことができず、いらだって教室を歩き回り先生に怒られた。「文字がわけわかんなくて、とにかく疲れた」 2年前、弟とともに、注意欠陥…

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  • 精神科医師、危険ドラッグ所持容疑で書類送検 北九州:朝日新聞デジタル

    危険ドラッグを所持していたとして、北九州市立総合療育センター(小倉南区)の30代の男性医師が医薬品医療機器法違反の疑いで書類送検されたと、センターを運営する市福祉事業団と市が2日発表した。 発表によると、医師は休暇中だった昨年12月10日夕、東京都内の路上で警察官の職務質問を受けた際、危険ドラッグ「ラッシュ」を所持していた。その後、警視庁の事情聴取を受け、今年1月18日付で書類送検された。事業団の聞き取りに対して、「違法薬物と知ったうえで昨年6月ごろ、友人から譲り受けた。自分で使うためだった」と話しているという。 医師は2015年からセンターに勤務。精神科、児童精神科が専門で、主に発達障害うつ病の中高校生を担当していた。1月30日付で依願退職したが、3月末まで臨時職員として勤務する。児童精神科の医師は少なく、患者の引き継ぎに時間がかかるためという。事業団としての処分は刑事処分が確定した後

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  • スマホで診療、都市部でも 初診だけ対面、手軽さ人気:朝日新聞デジタル

    スマートフォンなどを使って自宅や職場にいながら医師に診察してもらう遠隔診療が、都市部で広がってきている。遠隔診療はこれまで離島やへき地が主な対象とされてきたが、一昨年の厚生労働省の通知をきっかけに様変わりしてきた。病状が安定していれば、通院の手間がはぶけるため、勤め人や子育て・介護中の人たちが利用している。 1月中旬の午後、東京都港区にある新六木クリニック。来田(きただ)誠院長がパソコン画面に向かって話しかけた。「前回の診察以降、いかがでしたか」 画面には横浜市に住む40代の男性会社員の顔が見える。2カ月前から禁煙治療を受けている男性は、カメラ機能で顔が映るようにした自身のスマホに向かって答えた。「禁煙は続いています。吸ってみたい気持ちはなくならないので、注意したいと思います」 何度かやりとりをし、「困ったらご相談ください」と来田院長が伝え、数分で診察が終わった。 男性は「仕事は忙しいし

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  • 発達障害の私が伝える熊本地震 43歳男性、経験を本に:朝日新聞デジタル

    発達障害がある熊県阿蘇市の県立高校支援員、井芹大悟さん(43)が熊地震後、障害に苦しみながらも被災生活の工夫をしたり、被災者支援に加わったりした記録をにした。震災はまだ続いている――。そう伝えたいと言う。 井芹さんは発達障害の一つアスペルガー症候群の特性に悩み、東京の会社を退職。阿蘇市の実家で数年間過ごした後、家業の郷土料理店を手伝いながら働いていた。 昨年4月16日の震で自宅が一部損壊し停電、断水。井芹さんは極度の緊張で、何か作業をしないと落ち着かなかった。感覚過敏がひどくなり、健常者では気にならない振動や音、光で熟睡できず、体調を崩して寝込むこともあった。 郷土料理店も被災して休業し、…

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  • 発達障害、初診待ち最長10カ月 総務省が改善勧告:朝日新聞デジタル

    総務省行政評価局が、発達障害のある子どもの診断をしている医療機関の受診状況を調べた結果、半数以上の機関で初診までに3カ月以上待たされていることがわかった。中には約10カ月以上待たされる機関もあった。総務省は20日、厚生労働省に改善を勧告した。 行政評価局は昨年8~11月、子どもの自閉症やアスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの発達障害を診断できる医師がいる全国約1300の医療機関のうち、主要な27機関について調べた。 その結果、高校生以下の受診者が初診を受けるまでにかかる期間は、1カ月以上3カ月未満が6機関、3カ月以上半年未満が12機関、半年以上が2機関あり、そのうち1機関では約10カ月かかっていた。 初診を待つ子どもの数は10~49人が9機関、50~99人が4機関、100人以上が8機関だった。 学校側への調査では、中学校の…

    発達障害、初診待ち最長10カ月 総務省が改善勧告:朝日新聞デジタル
  • 精神疾患の親がいて(中) 試行錯誤の子ども支援:朝日新聞デジタル

    昨年12月18日、東京都立川市にある精神科の訪問看護ステーション「卵(らん)」では、一足早いクリスマス会が開かれていた。 保育園児を連れて参加した女性(38)は32歳の時に統合失調症と診断された。体調がすぐれず、育児や家事が思うようにできないこともある。周りの母親には病気のことを言えず、チラシで集まりを知って一昨年から参加している。 卵では月に1回、子どもがいる患者が対象の交流会がある。自宅で訪問看護を利用する数人が、子ども連れで集まる。親は子育ての悩みを語り合い、情報交換をしながら2時間ほど過ごす。女性は「同じ立場のお母さんと話せて、『私の場合はこうだったよ』とアドバイスももらえる。ほっとできる場所」と話す。 子どもたちは親と別の部屋で、私服姿の看護師らと一緒に遊び、温かいおにぎりをべる。普段は親を気遣って甘えられないが、ここでは安心して子どもでいられる。 卵を運営する円グループは、2

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