多数の著作の中で、初のキリスト教書となる『迷える社会と迷えるわたし』(キリスト新聞社)を出版した精神科医の香山リカ氏(立教大学教授)。長く教会に通い「求道生活」を続ける立場から「迷える時代」を生き抜くために必要な知恵と、教会やキリスト者が持つ可能性について提言してもらおうと、公開講演会「迷える時代を生きる――精神科医として、求道者として」が9月4日、お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で開かれた。 主催したのは、教文館、新教出版社などキリスト教書を出版してきた版元を含め、専門書店、取次(日キ販)が加盟するキリスト教出版販売協会。毎年夏に開いてきた例会内のプログラムとして企画されたもので、一般の読者にもキリスト書に関心を持ってもらおうと昨年に続き公開の催しとして行われた。 信仰者だからこそ持ち得る強さ 〝生命倫理の問題にも積極的な発言を〟 香山氏は自身の教会との接点を振り返りつつ、
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