よみがえる記憶「子どもと食品」 スーパーで物色するアヤシイおっさんがここに。 LINEで「なにがいい?イチゴ?ぶどう?」と聞いたところ「グレープフルーツがいい」の返事。 僕は少し悩んだ。 というのも、小学生の頃に読んだ本「有害な子供食品」を思い出したからだ。 あれは小学校何年生だったか?本好きだった僕は図書室でいろんな本を読んだ。中でも「有害な子供食品」は小学生の僕にとってとても恐ろしい内容だった。 食品添加物が当たり前に使われているお菓子、炭酸飲料。 当時のお菓子といえば、ブキミなくらい青くかがやいたガムや真っ赤に着色されたチョコ玉、絵の具のように濃厚なオレンジジュース。グミは七色に染められ、上にはたっぷりと甘い粒状の砂糖のようなものがかけられていた。 どれも見た目から不健康そうだった。こどもにはおいしそうに見えてしまい、親に何度もねだって買ってもらっていたっけ。 「有害な子供食品」には