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評論と書評に関するhanemimiのブックマーク (4)

  • 佐藤亜紀 日記: 2009.3.29

    ごく一握りの誠実で有能な方を除いて——と言うことにしておこう、皆無と言う訳じゃない——現在日で文芸評論家として活動している人間は、概ね二種類に分けられる。チキンと、無能者だ。まあ文芸評論などというのは小説以上にえないから、出版社のお覚えを損なわないよう、業界の爪弾きにならないようチキン化するのは理解できないこともない。しかし無能者と言うのは! 読解し論じるスキルなぞ努力次第で使える水準まで上げることも出来ように、それを怠っているというのは、これはもう犯罪である。 だから文芸評論は使えないと作家に言われるのだ。チキンや無能者の評論を反省の種にする馬鹿はいない。評論と実作の間の良きフィードバックなぞ、勿論望むべくもない。 では仲俣暁生氏はどちらであろうか。ブログに載せていた2009年のベストを見る限り、チキンであることはほぼ間違いない。立派な御用評論家ぶりだ。ではスキルの方はどうか。 20

    佐藤亜紀 日記: 2009.3.29
    hanemimi
    hanemimi 2009/03/31
    あーあw/ id:AKIYOSHI 『天使』と姉妹編の『雲雀』を全力でおすすめします。
  • 『大人にはわからない日本文学史』高橋源一郎(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「人はなぜ、文学史を求めるのか?」 ああ、文学史…。誰も教えたくない文学史…。 筆者の勤務先でも、毎年冬になると、「誰が来年の英文学史を教えるのか?」を決める会議が開かれる。「だってさ、オレ、学部長なわけよ。死ぬほど忙しいわけよ。お前、学部長じゃないっしょ?ね。だから来年の文学史は阿部ね」、「え~、だって、またですかあ?じゃ、トロイカ体勢で三分割みたいなのはいかがでしょう?」、「いえいえいえいえ、じゃ、ジャンケンで」みたいな会話が毎年繰り返されてきた。 なぜ、人は文学史を教えたくないのか? まあ、ふつうに考えれば、無理だからである。一年間30コマ程度で 近代文学を要約するなど不可能。それを強引にやろうとすれば、作者・作品名と抽象用語との羅列に終始した殺伐たる授業になること間違いなし。しかし、不思議なのは、意外と学生さんは文学史を求めている、ということでもある。筆者も一

    『大人にはわからない日本文学史』高橋源一郎(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『ブログ論壇の誕生』佐々木俊尚(文藝春秋) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「新しい論壇は、世代間対立の戦場になった」 ウエブの行方をウォッチングしているジャーナリスト、佐々木俊尚さんが、インターネットの世界に日々生成されている「ブログ論壇」について分析した一冊。いま日語のブログ執筆者は、英語圏のそれを超えている。それほど日人はブログ好きな人間が多いのである。公私ともに、日々、複数のブログを更新している者として見逃せない内容だ。 論壇とは何だろうか。一部の知識人が、老舗出版社が発行する一部の総合雑誌などにその意見を評論などの形で寄稿して生成させる言論の場のことだろう。このような言論空間には一般人は立ち寄ることができなかった。論壇を仕切る編集者もまた知識人でなければならず、一般人とは異なる物言いが期待されていた。 そうした閉鎖的な空間は、インターネットの普及によってその存在感がいっそう小さくなっている。 「ブログ論壇」が登場したからである。

    『ブログ論壇の誕生』佐々木俊尚(文藝春秋) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • asahi.com(朝日新聞社):対面での議論「渇望」を語る 論座「ゼロ年代の言論」 - 出版ニュース - BOOK

    対面での議論「渇望」を語る 論座「ゼロ年代の言論」2008年4月2日 最新の「論座」5月号の特集「ゼロ年代の言論」は、東浩紀、大澤信亮、佐々木敦という30〜40代の批評家3氏の座談会「ハブ&ショート」を組んでいる。東は近く同世代の北田暁大氏と雑誌「思想地図」を創刊、大澤は有限責任事業組合「フリーターズフリー」の出版活動にかかわり、佐々木も昨年、雑誌「エクス・ポ」を立ち上げたばかり。 ネット時代のいま、論壇での解釈のぶつかり合いなど「ゲーム」にすぎないとの意見も示される中で、なぜあえて紙媒体なのか。 佐々木は「読み手の能動性を再起動させたい」と言い、東は、同世代と抽象的で質的な議論を、対面で行う「場」が欲しいと「渇望」を語る。いずれも、ここ十数年の間の言論の空洞化を示唆している。 特集ではほかに、ミニコミ誌「PLANETS」編集長の宇野常寛氏が、特定の読者を慰めるだけの批評が目立つ昨今の論

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