三連休の最後の月曜日、おれは安いスコッチ(バランタイン・バレルスムース)を飲みながら、なんとか日本語化したCiv4をプレイしていた。ふと、携帯端末の画面が光ったような気がした。 LINEの通知であった。 内容は、上の通りである。 父の母は数日前から入院していた。年齢は95歳を超えていたので、いつ死んでもおかしくはなかった。おかしくないと思っていたら、三連休最後の月曜日の夜に、死んだという。おれは着替えつつ、髪を整えつつ、上のLINEのやりとりをした。もう、死んでしまった。 おれは山手駅に走った。走る必要があるのかどうかわからなかった。なにせ、もう死んでしまったのだ。とはいえ、「おれ待ち」ということで母や弟、その他関係者を待たせてしまうのも本意ではない。おれは走ったり、歩いたりした。少し遠くを台風が去ったその夜、なにか異様に暑く、おれに汗をかかせるのは十分だった。 山手駅の近くに来た。「こう
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