入試業務は早めに終わったが、せっかく大学に来たし、何せ自宅より余程暖かいので、読書及びお仕事をすることに決定。読みかけだった以下の本を読了。研究者仲間の大谷さんがおっしゃるように、「現代宗教研究における研究者の立場性と研究の公的性格に関する問題提起的な議論が本書全体を通底して」いた。 カルトとスピリチュアリティ―現代日本における「救い」と「癒し」のゆくえ (叢書・現代社会のフロンティア) 作者: 櫻井義秀出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2009/01/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 42回この商品を含むブログ (12件) を見る目次は以下の通り。 はじめに 序 カルト問題の比較文化社会学……櫻井義秀 Ⅰ カルト問題 1 人間関係への嗜癖としての回心―「摂理」と学生・青年信者…櫻井義秀 2 過程としての回心―エホバの証人、福音派からカトリックへ…渡辺 学 3 脱会