台風15号で千葉県を中心に大規模な停電が起きて2週間余り。まだまだ復旧の途上にある中で、ネット上では被災者がその体験をリアルに描いた漫画が話題です。電気のない暮らしやその中で感じた思い。次に災害に直面するかもしれない私たちの姿が描かれています。(ネットワーク報道部記者 野田綾 秋元宏美) 「台風15号で学んだこと 災害は想定外の出来事三昧」 この書き出しで始まる漫画を描いたのは、千葉県木更津市に住む小説家で漫画も描く金沢有倖さんです。 足に障害があり、ふだんは車いすなどを使って生活している金沢さんは、母親と弟の家族3人で暮らしています。 その家を台風15号が自宅を襲った夜を描いたシーン。照明がついたり消えたりを繰り返したあと、夜中の2時ごろに完全に停電しました。 「きっとすぐ復旧する」 そう思って屋外を見た瞬間、思いもかけない光景を目にします。 ベランダが池のようになり、エアコンの室外機が
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