出版不況といわれますが、やはり本は面白い! 今年上半期に出版された、映画、テレビなどに関する「エンタメ本」の中から、硬軟取り混ぜて、おススメのものをピックアップしてみました。気になる本があったら、本屋さんで手にとってみてください。 藤波 匠 『「北の国から」で読む日本社会』日本経済新聞出版社 918円 1981年に始まり、約20年にわたって放送された国民的ドラマ「北の国から」。富良野で暮す登場人物たちの生活を通じて、社会の変容を解読しようとする試みでした。特に田中邦衛さんが演じた黒板五郎には、脚本を書いた倉本聰さんの思想と実践が色濃く反映されています。 大林宣彦 『大林宣彦の映画は歴史、映画はジャーナリズム。』七つ森書館 1944円 この本には、5つの対談や座談会が収められています。「過去の記憶と現在を対話させると未来が見える」と川本三郎さんに語り、「映画は、風化しないジャーナリズムです」
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