ブックマーク / www.news-postseven.com (4)

  • 田原俊彦『教師びんびん物語』と阿久悠さんの知られざる関係

    歌謡界の巨匠である作詞家・阿久悠さんが2007年8月1日に逝去してから11年が経とうとしている。阿久さんと言えば、沢田研二『勝手にしやがれ』、ピンクレディー『UFO』、西城秀樹『ブルースカイブルー』などのヒット曲を手掛けていた1970年代のイメージが強い。 その中で、“1980年代の阿久悠”にスポットを当てたのが、芸能研究家・岡野誠氏の著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)だ。岡野氏が話す。 「メディアが阿久さんの功績を取り上げる場合、1970年代が中心になるのは必然的なことかもしれない。しかし、1980年代も阿久さんは多くの歌手に影響を与えていた。その代表的な人物に田原俊彦がいます」 田原は1984年5月23日発売のシングル『騎士道』で、初めて阿久さんの詞を歌うことになる。1980年のデビュー以降、『ハッとして!Good』などを歌う“かわいらしいイメージ”

    田原俊彦『教師びんびん物語』と阿久悠さんの知られざる関係
  • 【著者に聞け】パリッコさん 飲酒の愉楽溢れるエッセイ集

    【著者に聞け】パリッコさん/『酒場っ子』/スタンド・ブックス/1620円 【の内容】 〈「いいお店を探し出す嗅覚があるんですね!」〉。こんなふうによく言われるというパリッコさんだが、そんな超能力はないのだとか。〈強いて持っているとすれば、酒場に対する、人よりちょっと旺盛な「好奇心」のみ〉。書はパリッコさんが未知の大衆酒場に飛び込んで、べて飲んだ記録。東京の大衆酒場を中心に、時に山梨や静岡、京都や沖縄にも足を延ばす。巻末には文に登場する店名と人物の索引も付いていて、実用的だ。 若手飲酒シーンの旗手、との帯に書かれている。酒エッセイのニューウエーブとして注目を集める著者の初めての単著は、全国の大衆酒場の訪問記だ。登場する店は100軒以上、読むだけで酔いが回ってきそう。 「基、何でもかんでも楽しんでしまえるし、べものから異臭がするぐらいのことがないと『この店は外れ』だなんて思いませ

    【著者に聞け】パリッコさん 飲酒の愉楽溢れるエッセイ集
  • 田原俊彦「ビッグ発言」 ネット情報では見つからない真実

    雑誌図書館が危機を迎えている。昨年5月、大宅壮一文庫が資金難からクラウドファンディングに踏み切り、今年6月には六月社が閉館した。 インターネットの登場で、雑誌の部数は減少。比例するように、蔵書約78万冊を誇り、独自のデータベースを構築し、マスコミ関係者を中心に重宝されてきた大宅壮一文庫の利用者も落ちている。 著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)の中で、一次資料を徹底的に調べ上げることで、田原俊彦がドラマ界に残した功績、長女誕生記者会見でのビッグ発言報道の推移、ジャニーズ事務所との共演NG説などを検証した芸能研究家・岡野誠氏が国会図書館や大宅文庫などの重要性を説く。 「『ネットで検索できるようになったから、国会図書館や大宅文庫に行かなくなった』という意見をよく耳にします。しかし、ネットだけに頼る調べ方には限界があります。ウィキペディアは参考程度に見るには便利です

    田原俊彦「ビッグ発言」 ネット情報では見つからない真実
  • 仏美人銭湯大使 おじさんに銭湯をオススメする5つの理由

    何かとストレスの多い社会、銭湯の果たす役割は大きくなっているのかもしれない。コラムニストの石原壮一郎氏が銭湯ジャーナリストの元を訪ねた。 * * * あなたが銭湯に最後に行ったのは、いつのことでしょうか。昔からよく知っているからこそ、よさに気が付かないということは、よくあります。そして、外国人が高く評価してくれたことで、日人もあらためてそのよさに気付くパターンは少なくありません。近ごろ人気が高まっている銭湯も、そのひとつと言っていいでしょう。 日への留学をきっかけに銭湯にはまり、インスタグラムを中心としたSNSやブログ「Dokodemo Sento」で銭湯の魅力を発信し続けているのが、南フランス出身で銭湯ジャーナリストのステファニー・コロインさん。全国700軒以上の銭湯に入りまくり、2015年12月にはその銭湯愛と旺盛な活動が認められて、日銭湯文化協会から第一号の「銭湯大使」に任命さ

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