佐々木俊尚さん ([twitter:@sasakitoshinao]) の新刊、 「キュレーションの時代 - 「つながり」の情報革命が始まる」を読みました。 300ページぐらいですが、事例が多く大変読みやすいです。 ですが、この本を読み始める前に読んだ、とある本に書かれていた懸念を覆すような 事例が出てくることもなければ、考察が出てくることもないように思いました。 佐々木さんはこの本の中で事例として、 ・アウトサイダーアーティストのジョセフ・ヨアキム ・ミュージシャンのエグベルト・ジスモンチ ・映画の「ハングオーバー」署名活動 ・「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」展 ・アウトサイダーアーティストのヘンリー・ダーガー などを挙げています。 これらの事例の特徴は、「シャガールの事例」を除くと、 今まで解釈するためのコンテキストがなかったものにコンテキストを持たせて、 みんなが解
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