コンコルディア・フィナンシャルグループ傘下の東日本銀行に対して行政処分がなされました。 同行は収益増加のためお客様から根拠不明確な融資手数料を徴収していました。また、融資の一部を強制的に定期預金させる不適切な融資もありました。 東日本銀行に何が起きているのでしょうか。 他の地方銀行には問題がないのでしょうか。 スルガ銀行のシェアハウス融資問題と何らかの共通点は無いのでしょうか。 このような問題はなぜ起きるのでしょうか。 今回は、東日本銀行の問題について考察しましょう。 報道内容 まずは本件の概要をつかみましょう。 概要の把握についてはやはり日経新聞の記事がまとまっています。 以下引用します。 不当な手数料、実体なき登記 東日本銀に広がった不正 2018/07/13 日経速報ニュース 金融庁が不適切な融資が横行していた東日本銀行に業務改善命令を出した。同行は自らの収益を増やすために顧客に負
