11月は気温の変化が大きかったのですが、12月に入ると次第に本格的な寒さが訪れそうです。急激な冷えで心配なのが、鼻水、鼻づまりなどの鼻の不調です。「外に出るだけで鼻水が出る」「鼻づまりで頭も重い」など様々ですが、冷たく乾燥した空気がきっかけとなっているようです。 源保堂鍼灸院(東京都渋谷区)の瀬戸郁保先生は、「鼻の不調でも、東洋医学では体全体を通して鼻という部分を考える」といいます。その理由や効果的なツボの使い方など、教えていただきます。 瀬戸先生は、寒さと乾燥による鼻の不調を解消するためには「鼻と関係する臓腑である肺」も重要だといいます。この場合の“肺”とは東洋医学の五臓の1つであり、鼻や喉など呼吸に関わるものを含みます。 「鼻は、呼吸の出入り口であり、空気は鼻を通って肺に入っていきます。冬は外気が冷えていて、鼻で吸気の冷たさを緩和しきれません。肺が冷えてしまうと鼻に影響が出るのです。
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