黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 【ワシントン共同】トランプ米大統領が新型コロナ感染症の予防や治療に有望だと推奨してきた抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンについて、感染者と近くで接した人の発症を予防する効果はみられなかったとする臨床試験の結果を米ミネソタ大などのチームが米医学誌電子版に3日、発表した。心臓への深刻な副作用はみられなかった。 米国とカナダの821人が対象。接触から4日以内に抗マラリア薬と、比較用の偽薬を投与。14日以内に陽性判定を受けたか、新型コロナとみられる症状が出た人の割合は、抗マラリア薬のグループは約12%、偽薬は約14%で、予防効果があるといえるだけの違いはなかった。