自民党の伊吹文明元衆院議長は三十日の二階派会合で、新型コロナウイルスの感染拡大について「緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えた方がいいかもしれない」と話した。自民党がまとめた改憲四項目の一つである緊急事態条項の導入を念頭に置いた発言。同条項は、大規模災害時に内閣に権限を集中させ、国民の権利の制限を認める内容。
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自民党の伊吹元衆議院議長は派閥の会合で「憲法改正の発議権は憲法上、内閣にはなく、国会にある。総理大臣が憲法改正をテーマに衆議院を解散することが万が一起こったら完全な憲法違反だ。自分の権限の外にあるものを理由に、権限を行使することは許されない」と指摘しました。
改憲争点の解散は違憲=自民・伊吹氏 2019年10月24日14時19分 自民党の伊吹文明元衆院議長は24日の二階派会合であいさつし、憲法改正を争点にした衆院解散・総選挙は違憲との考えを示した。伊吹氏は「憲法改正の発議権は国会にある。解散権は内閣にある。自分の権限の外にあるものを理由に自分の権限を行使するのは許されない」と指摘した。 学術会議問題 菅内閣 新型コロナ最新情報
内閣法制局の横畠長官が6日、国会で政治的な発言だなどと指摘される答弁をしたことについて、伊吹元衆議院議長は「ありえないことで、少し思い上がっているのではないか」と批判しました。 伊吹元衆議院議長6日、派閥の会合で「安倍総理大臣の配下にいる人間が、国会議員に対し、間違っても言ってはいけない。ありえないことで、少し思い上がっているのではないか」と述べ、横畠長官を批判しました。 一方で、伊吹氏は「野党は役人を呼び出して、国会内で裁判のようなことをやるが、国政調査権の乱用のそしりを受けるのではないか」と述べました。
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