政府は、新型コロナウイルスの対策会議を開き、安倍総理大臣は、高齢者や基礎疾患のある人が確実に必要な診療につながるよう、国民に分かりやすい受診の目安を専門家会議で作成するよう指示しました。また、安倍総理大臣はクルーズ船から帰国するアメリカのチャーター便が17日未明にも日本を発つことを明らかにしました。さらに、カナダとオーストラリアも帰国便の派遣を希望していることを明らかにしました。
令和2年2月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で新型コロナウイルス感染症対策本部(第10回)を開催しました。
古都の町並みを駆け抜ける恒例の「京都マラソン」が京都市で開かれました。ことしは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国在住のランナーに出場を自粛するよう要請する異例の措置がとられました。 そしてスタートの合図とともに、およそ1万5000人のランナーたちが一斉にスタートし、世界遺産に登録されている「金閣寺」や「仁和寺」など古都の町並みを駆け抜けました。 ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、会場の入り口で参加者の手にアルコール消毒液が吹きつけられるなど感染防止の対策がとられました。 また申し込みの時点で、中国に在住しているおよそ380人のランナーに出場の自粛を要請する異例の措置をとりましたが、28人が要請を受け入れず、参加したということです。 大会事務局では、出場できなかったランナーについて、来年の京都マラソンに優先的に参加できるようにするということです。 京都市西京区から参加し
【香港=木原雄士】香港政府は16日、新型コロナウイルスの集団感染により横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客を帰還させるため、チャーター機を派遣する方針を発表した。ダイヤモンド・プリンセスには330人の香港居住者が乗船しており、チャーター機で香港に戻った後は14日間隔離する。政府の報道官は「乗客が下船を許可された後、でき
全国各地で新型コロナウイルスの感染が相次いでいることを受けて、加藤厚生労働大臣は16日に開かれる政府の専門家会議で、一般の人が医療機関を受診すべき目安にする基準をまとめてもらう考えを示しました。 政府は16日夕方、総理大臣官邸で感染症の専門家をメンバーとする会議を開催し、今後の感染拡大防止に向けた対策を議論することにしています。 これについて加藤厚生労働大臣は15日夜、東京都内で記者団に対し、「新型コロナウイルスに感染したかもしれないと思ったら、どういった時に医療機関を受診すべきなのか、重篤化しないよう私たちでも分かるような目安を示したい」と述べ、16日の会議では、一般の人が医療機関を受診すべき目安にする基準をまとめてもらう考えを示しました。 そのうえで、「早くに感染のある方を察知して、重症化しない体制をしっかり取ることが必要だ」と述べました。
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに70人の感染が確認されました。クルーズ船の乗員・乗客で感染が確認されたのは合わせて355人となりました。 このうち症状がない人は38人だということです。これまでクルーズ船で延べ1219人の乗員・乗客に検査が行われた結果、感染が確認されたのは合わせて355人となりました。 厚生労働省によりますと、感染が確認された355人のうち18人が重症となっていて、集中治療室で治療を受けている人もいるということです。 ほかにも感染が確認されていない1人が重症だということです。 感染が確認された人のうち日本人は半数近い169人で、そのほか、アメリカやオーストラリアなど合わせて21の国と地域の人たちの感染も確認されています。 また、年齢別では20代が16人、30代が13人、40代が18人、50代が29人、60代が75人、7
加藤厚生労働大臣は記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船の乗客・乗員について、15日、新たに感染が確認された人が67人となったことを明らかにしました。今後、全員にウイルス検査を行い、陰性だった人は今月19日から改めて行う健康状態の確認で問題がない場合、下船を認める方針を発表しました。 15日に判明した結果も含めてこれまでに延べ930人に検査を行った結果、感染が確認された人は合わせて285人に上り、このうち症状がない人が合わせて73人だったことを明らかにしました。 加藤大臣は、70歳以上で現在行っているウイルス検査で陰性だった人は、14日間の健康観察期間が終了する今月19日から改めて行う健康状態の確認で問題がない場合、さらに検査は行わず、下船を認める方針を発表しました。 さらに70歳未満の人についても、16日から順次ウイルス検査を行い、陰性だった人は同様の扱いにするとい
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、アジアの港を巡るクルーズ船への各国の対応が揺れている。感染者が乗っている恐れがあるなどとして入港拒否が相次ぎ、根拠が明確でないケースもあって世界保健機関(WHO)の幹部は苦言を呈した。感染症を想定した国際的な取り決めはなく、ルールの穴が浮かんでいる。米ホーランド・アメリカ・ラインが運航するオランダ籍のクルーズ船「ウエステルダム」が13日、カンボジア
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