「国民、特に受験生の皆さんに対して不安や不快感を与えることになってしまったと考えており、改めておわびを申し上げる」 萩生田光一文部科学相はきょう、自身の「身の丈」発言についてあらためて謝罪し、発言を撤回した。 2021年の大学入試は大きく変わる 導入される7つの民間試験とは 先週萩生田氏はBSフジの番組で、大学入学共通テスト(以下共通テスト)で導入される英語の民間試験について、「受験生の経済状況や地理的条件によって不公平にならないか」との問いにこう答えた。 「それ言ったら、『あいつ予備校通っていてずるいよな』と言うのと同じだと思うんですよね。だから、裕福な家庭の子が回数受けて、ウォーミングアップができるみたいなことは、もしかしたらあるかもしれないけれど、そこは、自分の身の丈に合わせて、2回をきちんと選んで勝負して頑張ってもらえば」 この発言がネットで伝わると、受験生などから不公平を容認した