徳洲会グループから5000万円を受け取り、公職選挙法違反(虚偽記入)の罪となり、5年間の公民権停止となった猪瀬直樹氏(75)が、維新の公認候補として、この夏の参議院選挙に出馬することになった。 日本維新の会に急接近でゴタゴタ…国民民主党のくだらない睨み合い 国民からの強い反発が予想されるが、維新の会・代表を務める松井一郎大阪市長は5月11日、「(猪瀬氏は)改革マインドをお持ちで結果も作った。一つ間違いがあったからと言っても、反省して国のために働きたいなら、認めるべきだ」と称賛した。 何一つ自身への疑惑に答えないまま辞職した猪瀬氏の再チャレンジだ。本当に猪瀬氏に参議院議員になる「資格」があるのかどうか、猪瀬氏が知事時代に出したという「結果」と、維新議員の猪瀬氏への評価を見ていこう。 まず、過去の猪瀬氏の行いにおいてもっとも過激だったのは、3.11以降の執拗な東電叩きだ。 歴史的経緯から東京都