健康保険証の代わりにマイナンバーカードを利用するための読み取り機=2021年10月、東京都内の病院 - 写真=共同通信社 ■マイナンバーカードを持っていなくても心配なし 私の実家の両親宛に「最後の健康保険証」が送られてきた。 【この記事の画像を見る】 来年の7月31日まで有効と記載されているものだが、現行の健康保険証を廃止しマイナンバーカードと一体化させるという政府の方針がこのまま押し通されるのであれば、来年の7月には次の新しい「紙の健康保険証」は送られてこない。つまり、これが最後の紙の健康保険証ということになる。 “現行の健康保険証が廃止”とされるのは、今年の12月からだ。テレビCMでも、なかやまきんに君や王林、内藤剛志(敬称略)といった芸能人が画面に登場、いかにマイナ保険証が便利であるかを宣伝するし、現行の健康保険証の新規発行が終了することがさんざん強調されるので、12月までに急いでマ
《兵庫県知事パワハラ疑惑に新展開》自殺職員が詰問される“証拠音声”を入手!「なんでそれを知っとるんやって聞きよんやろが!」知事側近が高圧取り調べ…《斎藤元彦知事は公開拒否》
【独自取材】「知事は自分を知事様と思っている」死亡した元幹部と親しかった元県職員の証言 斎藤知事パワハラ疑惑めぐる"告発者さがし"の実態とは 今年3月、兵庫・斎藤元彦知事のパワハラ疑惑についての告発がありました。告発した県の元幹部は停職3か月の懲戒処分となり、7月に死亡しています。告発者への県の対応は適切だったのか?MBSは斎藤知事と死亡した元幹部を知る県の元職員を独自取材しました。 今年3月「知事のパワハラは職員の限界を超え…」知事の疑惑を告発 (兵庫県 斎藤元彦知事 3月27日)「不満があるからと言って、業務時間中に、うそ八百を含めて文書を作って流す行為は公務員として失格ですので」 自らに向けられた疑惑を真っ向から否定し、うそ八百とまで言い切った兵庫県の斎藤元彦知事。 強い非難の言葉の矛先は、会見の2週間前に知事の疑惑を告発する文書を一部の報道機関などに配布した県の元幹部(60)でした
ソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」を所有する米富豪イーロン・マスク氏は8日までに、イギリス各地の騒乱をめぐり、ニュース記事に見せかけた画像で陰謀論を広めようとする投稿を拡散した。同氏はその後、自分の投稿を削除した。 問題の投稿は、英紙デイリー・テレグラフのオンライン記事に見せかけた捏造(ねつぞう)の画像が元で、「イギリス各地で暴動に参加している者たちを、イギリス政府が南米フォークランド諸島に追放するため、緊急強制収容所を現地で建設している」という虚偽の内容だった。 イギリスの極右政党「ブリテン・ファースト」の共同代表、アシュリー・サイモン氏がこの捏造画像を「私たちはみんなフォークランドに送還される」とコメントをつけて拡散した。それにマスク氏が「強制収容所」とコメントを添えて、さらに投稿した。
平和記念式典であいさつする湯崎英彦広島県知事=広島市中区で2024年8月6日午前8時41分、北村隆夫撮影 米国による広島への原爆投下から79回目の「原爆の日」を迎えた6日、平和記念公園(広島市中区)で平和記念式典が開かれた。湯崎英彦広島県知事のあいさつは次の通り。 ◇ 79回目の8月6日を迎えるにあたり、原爆犠牲者のみたまに、広島県民を代表して謹んで哀悼の誠をささげます。そして、今なお、後遺症で苦しんでおられる被爆者やご遺族の方々に、心からお見舞いを申し上げます。 原爆投下というこの世に比類無い凄惨(せいさん)な歴史的事実が、私たちの心を深く突き刺すのは、「誰にも二度と同じ苦しみを味わってほしくない」という強い思いにかられた被爆者が、思い出したくもない地獄について絞り出す言葉があるからです。その被爆者を、79年を経た今、私たちはお一人、お一人と失っていき、その最後の言葉を次世代につなげるべ
太平洋戦争末期の1945年8月、アメリカは広島と長崎に原子爆弾を投下した。その年だけで20万人以上の命を奪った原爆は、人類史上最悪の「悪魔の兵器」といわれた。世界で唯一の被爆国となった日本だが、実は戦時中、原爆開発を進めていた。しかし、日本の開発は初期段階で大きな壁にぶちあたった。原爆の原料となる「ウラン」の確保だ。福島県石川町にあったウラン鉱石の採掘場に動員されたのは当時まだ中学生の少年たちだった。軍人たちは「マッチ箱1つの大きさで都市を破壊できる」と檄を飛ばし、少年たちは期待を膨らませた。当時15歳で作業にあたった吉田秀忠さんは79年前を振り返り、うつむきながら、呟いた。「虚しい作業に…奉仕させられたということだけです」。 【動画】わずか4秒で人生一変 後を絶たない車の「踏み間違い」、19歳の2人が死傷した福島県の事故 今も自ら畑に足を運び、カボチャなどの野菜を作っている。夏の炎天下、
広島県の湯崎英彦知事が6日、広島市で行われた原爆死没者慰霊式・平和祈念式であいさつした言葉が、SNSで大きな反響を呼んだ。「湯崎知事」は、インターネット上のトレンドワードにもなっている。 【写真】広島市の平和記念公園で始まった平和記念式典 湯崎知事はあいさつの中で、自身が先日、多くの弥生人の遺骨が発掘されている鳥取県の青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡を訪れた際、頭蓋骨や腰骨に突き刺さった矢尻などを目の当たりにした経験を語り「当時の争いの生々しさを物語る多くの殺傷痕を目の当たりにし、必ずしも平穏ではなかった当時の暮らしに思いを巡らせました」と述べた。 その上で、現世でも戦争が続いていることに触れ「現在も、世界中で戦争は続いています。強い者が勝つ。弱い者は踏みにじられる。現代では、矢尻や刀ではなく、男も女も子供も老人も銃弾で撃ち抜かれ、あるいはミサイルで粉々にされる。国連が作ってきた世界の秩序
「マイナカードは強制ではない」──。英BBCのインタビュー番組で堂々と大ウソをついたのは河野デジタル相だが、二人三脚でマイナ保険証の利用促進をゴリ押しする武見厚労相もウソをつくことじゃ負けない。 現行の保険証は12月2日に廃止され、新規発行されなくなる。廃止後も最大1年間は有効だが、政府が病院や薬局などの窓口を通じて〈12月2日から現行の健康保険証は発行されなくなります〉〈マイナンバーカードをご利用ください〉と脅しているものだから、「早くマイナ保険証に切り替えなきゃ!」と勘違いする人が後を絶たない。 悪質宣伝もさることながら、許しがたいのは、マイナ保険証を持たない被保険者に配られる「資格確認書」に関するウソだ。 厚労省は資格確認書について〈当分の間、マイナ保険証を保有しない全ての方へ申請によらず交付〉との方針を掲げている。要するに、プッシュ型で送るということだ。武見大臣は先月、河野と一緒に
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