9月に上陸した台風15号で多くの住宅が被害を受け、10月に台風21号の影響による大雨が追い打ちをかけた千葉県館山市で、市が設置し市社会福祉協議会が運営するボランティアセンターが27日に閉鎖された。市社協は「ニーズにほぼ対応できた」などと説明するが、被災者からは「まだ何も元に戻っていない」と切実な声が上がっている。 千葉県社会福祉協議会によると、9月9日に上陸した台風15号で被災した県内23市町で、災害ボランティアセンターが開設されるなどしてボランティアを受け入れた。このうち17市町では10月末までに受け入れを停止している。