SDGsという言葉を目にしない日はありません。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、これは2015年9月の国連サミットで採択された国連加盟193カ国によって2030年までに達成すべきとして掲げられた目標です。この17の目標は、今の世界が抱える課題を解決し、持続可能な社会を未来に繋ぐために、実現すべき人類の共通テーマと言っても差し支えないでしょう。 SDGsに積極的に取り組む自治体も増えつつあり、総合計画の中に組み込まれる事例も珍しくありません。2019年5月まで川崎市議会議員を務めていた筆者は、自治体としてもSDGsへの取り組みを進めるべきだが、殊に基礎自治体である本市においては、より具体的かつ実効性の高い施策を推進すべきであると考えていました。 政策を推進するに当たって、まずすべきことは、それを実施する根拠と得られる効果
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