共産党の小池晃書記局長は31日の記者会見で、東京五輪・パラリンピックに参加する選手らが入る「選手村」(東京都中央区)への酒類の持ち込みが禁止されていないとの報道に関し、「これは、怒りますよね。なんでオリンピックの選手は酒類持ち込んでいいんだと。国民には酒飲むなと言いながら」と訴えた。 その上で小池氏は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長などを念頭に、アルコールを提供する飲食店や酒類卸売業者が「深刻な危機に瀕してしている」と指摘。「オリンピックと名前がつけば、お酒を出していい、飲んでいいと。(それならば)もう日本中の居酒屋が『選手村』って名前を変えるんじゃないか」と述べた。