伯父が関東大震災直後に東京に向かい、行方不明のままの金道任さん=東京都大田区で2022年9月22日、後藤由耶撮影 約10万人が犠牲になった関東大震災(1923年)を巡り、「井戸に毒を入れた」などのデマを信じた人々によって殺された朝鮮人らの追悼式が、半世紀近くにわたり市民らによって執り行われている。来年で震災から100年。市民や遺族らは「悲惨な事実から目を背けない」と手弁当で追悼を重ねてきた。 東京から戻らなかった伯父 9月1日、東京都墨田区の都立横網町公園。約400人(主催者発表)が朝鮮人犠牲者追悼碑の前に集まった。地震があった午前11時58分に黙とう。韓国伝統舞踊家による鎮魂の舞が披露された後、それぞれ花を手向け、手を合わせた。 その中に、歩行補助車を押しながら訪れた大田区の在日コリアン2世、金道任(キンドイン)さん(86)の姿もあった。震災直後に東京に向かった伯父の朴徳守(パクドクス)
東京五輪・パラリンピックのテスト大会業務をめぐる入札談合事件の捜査が進むなか、「デイリー新潮」は会場運営業務で広告代理店大手「電通」など9社が受注した業務委託費の一覧表を大会組織委員会関係者から入手した。一覧表に記されていたのは、社会常識に照らしても高すぎる人件費である。さらに内部証言から、談合を仕切ったとされる組織委の元次長と特定のイベント会社との“怪しい関係”が浮かび上がってきた。 【写真】談合事件のキーマンとされる組織委元次長 *** 見せかけだった競争入札 一覧表のタイトルには〈43会場実施運営委託〉とある。新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪の開催が1年延期になる直前の2020年春頃に、組織委の「大会運営局」が作成した内部資料だという。 資料の内容に立ち入る前に、目下、東京地検特捜部と公正取引委員会が捜査を進めている五輪談合事件について整理しておきたい。 談合があったとされるの
Published 2022/11/30 21:25 (JST) Updated 2022/11/30 21:40 (JST) 【ドーハ共同】カタールで開催中のサッカーW杯で、AP通信は30日、国際サッカー連盟(FIFA)が性の多様性を象徴する虹色の旗や横断幕の競技場への持ち込みは認められると確約したと伝えた。 イスラム教国のカタールでは同性愛行為が禁じられており、観客が身に付けていた虹色のアイテムを警備員が外すよう求めた例などが報じられていた。 APによると、FIFAは声明で「許可されたものが許されなかった」事例を認識しているとし、持ち込みについて「当局の確証を得ている」と述べた。 ウェールズ協会は24日、観客は虹色の帽子や旗を持ち込めるとFIFAに確認したと公表した。
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