2018年、GACKTは仮想通貨「SPINDLE(スピンドル)」の広告塔として「1000万円が2億になった」とファンを煽り、上場前に総額220億円を集めた。 しかし上場直後に大暴落、投資家の損失は200億円超とも言われる。 GACKTは売り抜けで約17億円を手にしたとされるが、逮捕はされていない。金融庁が無登録の疑いを指摘すると、運営会社は本社をロンドンへ移転──「国外逃亡」と批判された。 あれから8年。 今度は溝口勇児が現職首相・高市早苗の名前を無断使用した「SANAE TOKEN」を発行し、同じ轍を踏んだ。 SPINDLEが「夢への憧憬」を売ったとすれば、SANAE TOKENが売ったのは「政治への幻想」だった。 2025年東京高裁が認定した資金私的流用、パワハラ、銀行による信用リスク判定──。「逮捕されていない」という一点だけで生き延びてきた男の終わりの始まりを、裁判記録と市場データ

