印刷 関連トピックス原子力発電所 九州電力の「やらせメール」問題で、玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開に理解を求める国主催のテレビ番組に、九電関係者がメールやファクスで少なくとも約100件の賛成意見を送っていたことが、社内調査でわかった。賛成意見の約3割が「やらせ」だったことになる。 11日までの社内調査でわかった。これまでに約50通の賛成メールを送っていたことが判明している。 九電の課長級社員は原発の運転再開を後押しするため、6月22日付の電子メールで、番組に賛成意見を送るようグループ社員らに指示。番組に寄せられたメールとファクスは合計589件で、うち賛成は286件、反対は163件、その他は140件だった。やらせの意見を除くと、賛成と反対意見はほぼ伯仲する。 関連リンク九電上層部、「やらせメール」容認 番組放送前に把握(7/11)賛成メールのやらせ、少なくとも50通 九電