放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は6日、テレビ東京と毎日放送の情報バラエティー2番組の3事案について「情報・事実の正確さを確認する努力を怠り、扱い方が杜撰(ずさん)だった」との意見を公表した。 テレ東の番組は、昨年11月放送の「月曜プレミア! 主治医が見つかる診療所」で、飲料でダイエットに成功したと紹介した女性が、その飲料の販売会社の社長だった。 毎日放送「イチハチ」が同月放送したホテルを購入しようとした女性の話は、ホテル宣伝のための作り話ではないかと視聴者からBPOに指摘が寄せられた。委員会の問い合わせを受け同局が社内調査し、不確かな情報に基づいた行きすぎた放送だったと認めた。 出演女性の所属する会社はホテルの宣伝などを行っており、その会社の役員とホテルのオーナーは親子だった。取材スタッフは親子関係に気づいたがロケが続いた。 また同番組は今年