『フランクル『夜と霧』への旅』 河原理子・著 を読んだ。 (グーグル画像より) 河原さんはとてもだいじなことが書かれているとは思いながらも、自分が若いとき なんど読んでもピンとはこなかったフランクルの言葉・人生観作によって救われた 人びとが日本各地に大勢おられることを知り、仕事が新聞記者なので、日本各地の そういう人々(ヨーロッパにフランクルゆかりの人々も)を訪ね、ていねいな取材 を通じてえたものを新聞連載記事にした。 本書は後日、それに手を加えて出版したもの。 私が強く感銘を受けたことを四つの言葉にしぼり、前と後にわけて書きます。 【引用】 ①「一本の松明が消えたとしても、それが輝いた ということには意味がある」 ②「たとえそれが少数の人であったにせよ、 与えられた事態にどんな態度をとるかという 人間の最後の自由を奪うことはできない…。 そのような状況下であってもなお、 典型的な囚人に