あなたに よいこと ありますように 無事にいてください かならず かならず 無事に こんなおもい と 生きてる いちにち いちにち 祈りと いつの頃からか… ママが もう確実に 終末にむかう ということ 確定した頃 わたしが そのことを 受け入れた頃 ああ そうか もう いままでみたいに くつがえったように 元気を とりもどしたりは しないんだなあ… と 飲み込めたときからだ ふりかえれば ひとつの覚悟 ついた よわいこころ なりに やっぱり 泣いたけれど うろうろ おろおろ ひとり 歩いて歩いて その先を 考えるだけ 考えてるうちに… 祈りになって 少しの ちから わいて あのときから… ずうっと 祈って 生きてきた 祈り その芽は 喪失 いのちの おじいちゃんが亡くなった 6歳のわたしのなかの 祈るこころが はじめの芽 年に何度も 高熱を出し 小児科で注射してもらっては アレルギー起こ