あらすじ 某農大に入学したばかりの沢木惣右衛門直保は、肉眼で菌たちが視えてしまうというちょっと不思議なチカラを持っている。幼馴染の蛍、沢木のチカラを利用しようと目論む樹教授や個性豊かな研究室の先輩たちによる、菌や発酵、農業をめぐる、ゆるーい青春群像劇。農大ならではの一風変わった新歓祭や収穫祭などの学内イベントも見どころです。 感想・レビュー もやしもんの特徴は、なんと言っても沢木が視ている《キャラクター化された菌たち》でしょう!! 特に黄麹菌・オリゼーの可愛さにハマる人は多いはず。沢木は種麹屋(もやし屋)の跡継ぎなので、沢木もオリゼーに好かれていてそれが微笑ましい♡ 目に見えない菌がキャラクターになっていることで、発酵や菌にすごーく愛着がわきました。 欄外の細かい解説や樹教授の独り言にまで目を通せば、発酵文化や農業に関する豆知識がかなり得られます。恋愛要素はほとんどなく、まったりのんびり楽