32歳で数学を学び直しの経営者 10年で利益10倍、中途半端なリスキルはダメリスキリングプレーヤーズ
32歳で数学を学び直しの経営者 10年で利益10倍、中途半端なリスキルはダメリスキリングプレーヤーズ
80億人へ向けてビジネスしよう 【ハーバードビジネススクール教授 竹内弘高(司会・ナビゲーター)】リンダ・グラットンさんは最新の著書『未来企業』で、今後数十年間に企業と仕事のあり方に大きな影響を与える7つのトレンドを提示しています。具体的にどんな変化が訪れるのでしょうか。 【ロンドン・ビジネススクール教授 リンダ・グラットン】世界は大きく変わりつつあり、今後数十年間にこの変化はさらに加速して複雑になるでしょう。私たちの生活に特に大きな影響を与えるのがテクノロジーとグローバル化です。たとえば2020年までに世界の50億人がインターネットで繋がると言われています。巨大都市圏や農村部でも進み、これまで存在しなかった「グローバルな意識」が生まれます。つまり、26歳の日本の若者とムンバイ、シンガポール、サンフランシスコの26歳の青年が繋がることで国境を越えた世代共通の意識が生まれるでしょう。 グロー
ビジネスエリートへのキャリア戦略~普通のサラリーマンだった彼らは、どうやって人生を飛躍させたのか いま、20代・30代という若さで、数千万円もの年収を手にし、社会へ大きなインパクトを与えている人が急増している。マッキンゼー、BCG、ゴールマン・サックス……。1000人を超えるビジネスエリートのキャリアチェンジを支援した日本最高のキャリアコンサルタントは、いったい彼らに何を教えているのか!? ごく普通のサラリーマンから活躍のステージを変える ――人生を飛躍させる「キャリア戦略」を紹介する。 バックナンバー一覧 英語を勉強すれば、年収がアップする? 以前、ある経済誌の記者の方から素朴な質問を受けました。 編集者 「年収を上げるにはどうすればいいんですかね?」 私 「う~ん。なかなか答えにくい質問ですね(笑)。もちろん、人によってとるべき作戦は異なってきますからねえ」 編集者 「そうおっしゃら
「一に曰わく道、二に曰わく天、三に曰わく地、四に曰わく将、五に曰わく法」 「一曰道、二曰天、三曰地、四曰將、五曰法」 計篇(第一)金谷治訳注『新訂 孫子』岩波書店、26頁 これが、君(君子)が兵について考える際に注目すべき五つの鍵要因であると孫子がいうものである。 前回で引いた「其の情を索む」という文章の直後に、この一文がくる。そして孫子は続いて、この五つの要因の意味を簡潔に説明している。 まず道とは、「民をして意を上と同じくさせる者」だという。道という言葉自体は、あるべき姿についての理念のことであろう。それを君がしっかりと考え、かつきちんと提示すれば、上下の意思を統一させる機能をもつ、という。そして、そうした意思統一ができれば、民は自分の生き死にを君に委ね、疑うことはない、とまで孫子は続いて書いている。 第二と第三の要因は、自然環境のことを指している。天とは気候、天候や時間、地とは地形な
32歳で数学を学び直しの経営者 10年で利益10倍、中途半端なリスキルはダメリスキリングプレーヤーズ
1000人に1人の意外な資質とは 会社という組織の中には大きく分けると、社長をはじめとする役員にまで出世する人、中間管理職止まりの人、さらには平社員として終わる人の3つのパターンがある。 そもそも、大企業ならば役員になれるのは同期入社1000人のうち1人ほど。確率でいえば、わずか0.1%である。会社の規模が小さくなれば確率はさらに高くなるが、この0.1%の幸運な人とは……。熾烈な就職競争を突破しプロパーで入社後、誰もが納得の業績を残し着実にステージアップしていく人もいれば、創業者の2代目3代目として役員へのレールが敷かれている人、また他企業からヘッドハンティングされて役員になる人もいる。ただし、いずれも単に「優秀」だから役員になれるのではない。彼らは「優秀であり、一流」だからこそなれるのだ。 エグゼクティブ人材をサーチするヘッドハンターたちが口を揃えるのは、「役員になれる人」と「部長までに
8つの項目に沿い、稼ぐ人に共通する習慣をリスト化した。あなたは、いくつあてはまるだろうか。チェックしてほしい。 人への関心:誰と、どのくらいの時間会っているかを把握しているか? □情報はいうまでもなく、金もまた人についてくることを知っている。 □大切な人に会うための時間は、ほかの予定を変えてでも捻出する。 □待ち合わせの場所には、常に約束の時間より余裕をもって到着する。 □勉強会や交流会への参加は、会の内容より、参加者の顔ぶれで決める。 □世話になった人へは、お礼のメール・手紙や品を必ず送る。 素直さ:人から勧められたことを、すぐに試す素直さがあるか? □一目置く人から勧められた本や情報は、必ずチェックする。 □年齢や肩書にかかわらず、相手の話には耳を傾ける。 □行動や習慣について指摘されたら、すぐに試したり変えてみる。 □人と話をするときに、「でも」「そうはいっても」などの否定表現を使わ
この連載の狙いは、読者の皆さんが今の英語力のままで、国際人になることです。TOEIC500点でも、ネイティブから「あいつはすごい」と思われるようになります。仕事で英語がどんどん話せるようになります。 多くの皆さんが「ネイティブが来たら逃げたくなっちゃう」「英語で仕事なんてまるで無理だ」と思っているのではないでしょうか。そう思っている人にこそ、ぜひお読みいただきたいと思います。 英語下手でもネイティブにプレゼンの指導ができる 英語ができないというだけで、肩身の狭い思いをしていませんか? だとしたら、それは見当違いです。 最初に強調したいことは、「あいつはできる」とか「あいつの話を聞こう」とネイティブに思わせるには、英語力をいくら上げてもだめだということです。ネイティブと同等に話せるようになっても、それでは彼らにとって、自分たちと同じレベルの「ただの人」にしかなれません。 ネイティブから一目置
『孫子』に「巧遅は拙速に如かず」という言葉がある。どんなに上手でも完成まで時間がかかりすぎるよりは、下手でも速いほうがいいという意味だ。 現代のビジネスでは、スピードはますます重要性を増している。質がどうでもいいわけではないが、締め切りがある仕事においては、それを守れなければ何もしないのと同じであり、そして締め切りのない仕事などないといっていい。 プレジデント編集部がとったアンケートの結果を見てみると(図)、一般社員では「丁寧さも速さも並がいい」という人が多いが、管理職以上になると、「丁寧さよりもスピードを重視する」という人が多くなる。これは管理職ほどスピードの重要性を理解しているからだろう。また現実問題として、たとえミスだらけだろうと期限前に提出さえしてくれれば、周囲がフォローすることもできる。だから「巧遅の部下よりは、拙速の部下のほうがマシだ」と考える管理職が多いのかもしれない。 しか
キャリアのリスクヘッジができる「週末起業」というライフスタイルのすすめ:ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術(1/2 ページ) リスクヘッジが必要なのは何も企業ばかりではない。自分の生活もリスクヘッジが必要。経済的な余裕ばかりではなく、精神的なゆとりも手に入れるためには。 サラリーマンという働き方は、これからますます大変になると思います。それはエグゼクティブであっても例外でもありません。 今回の震災で、企業は大きな影響を受けました。そのしわ寄せは、社員に必ず降りかかってくると思います。それは、これまでのさまざまな経済的な危機を思い起こせば分かります。それでなくてもずいぶん前から、倒産、リストラは、誰の身にも起こりうる時代になりました。 また、最近は自分が不測の事態に見舞われるケースも増えています。例えば、親の介護や家族の病気で職場を離れなければならないケースがあります。それ以上に増えている
私は満員電車で通勤しないことにしています。なぜか。電車に乗るのは通勤のためですが、ファンクションを考えれば、朝のラッシュに無理して電車に乗る必要はないとわかるからです。 通勤のファンクションを分析してみましょう。オフィスへ移動するのは、人や書類などを1カ所に集めたり、オンとオフを切り替えてモチベーションを高めるためです。またオフィスでは上司や部下と言葉を交わしますが、それは情報を伝えたり、相手の体調を察するためです。 それらのファンクションは、「業務効率を上げる」「業務作業を促す」「業務停滞を減らす」という3つに集約できます。この3つを達成できるなら、通勤のカタチにこだわる必然性はない。みんなと同じ時間帯に電車に揺られてオフィスにいくという一般的なカタチから離れて、時差通勤してみたり、場合によっては会社にいかずに家で仕事するという選択肢もありうるはずです。 では朝に通勤せずに、本当に業務成
相手の時間の使い方、意味のあるムダ、高年収者に共通する3つの特徴――。アンケートで明らかになった「残念な人」を脱するヒントとは? 調査概要/2010年12月9~11日、マクロミルを通じて、ビジネスマン(派遣、契約スタッフを除く)を対象にインターネットアンケートを実施。有効回答数は618人。うち、年収400万以上500万未満が309人、年収1500万以上が309人。 ひとつは、基本的な考え方や習慣が、結果として年収の差につながるとの視点だ。ホワイトカラーの仕事は可視化しづらく、時間を直接測定するのは難しい。アンケートはその有効な調査手段のひとつであるが、往々にして「本来の姿」ではなく、「あるべき姿」「ありたい姿」を反映しがちでもある。しかし、それを割り引いてみても、今回実施したアンケートで、考え方や習慣にこれだけ大きな差が出たことは驚きである。後に詳しく見るように、高い年収者をつくる考え方や
あなたの周りに優秀で仕事をテキパキとスピーディに片づける人はいないだろうか。仕事が速いことと腹を立てやすいことの間にははたして相関関係があるのだろうか。実は、仕事が速いことの裏側には私たちが陥りやすい深刻な問題が潜んでいるのである。 仕事を早く片づけようとして陥る落とし穴 企業で「切れ者」とか「仕事師」と評判の高い人が、「瞬間湯沸かし器」とか「おこりびと」などの別名でひそかに呼ばれていて、そのような上司の前で、顔がひきつり、体を硬直させた部下が直立不動で立っている場面を目撃したビジネスパーソンは多いのではないだろうか。「切れ者」タイプの人は仕事が速く、どんどん仕事を片づけていくので、経営者の覚えもめでたく(ときには経営者も同じタイプであったりする)、パワハラに近い言動があっても、周囲も遠慮して何も言えない。そのような仕事の速い人には、なぜすぐに腹を立てる人が多いのだろうか。 アリゾナ州立大
前回は,私が人材指導において,なぜ「長い説教より論理的な5分」と言っているのか,その理由をご説明いたしました。 今回から,私が行っている5分間指導の具体的な話を紹介していきます。 「抽象的な言葉は禁止だ!」 もう,数年前のことです。その頃私は,ある企業でスタッフとして一人で気ままな仕事をしていました。普段はあまり仕事はないのですが,会社で何か問題が起ると,そこに投入されて短期間で問題を解決するという仕事をさせられていました。そう,この頃の数年は,私は部下を持たず,気楽な生活だったのです。 そんなあるとき,会社である問題があり,私はその仕事に投入されました。仕事は,大手企業との商品供給提携のための交渉でした。私一人では厳しいので部下を何人かもらって,久しぶりに部下を指導をすることになりました。 私は,提案資料を部下の岡田に命じました。しかし,1日たっても何もでてきません。そこで,どんな内容に
まずは表をご覧いただきたい(次ページ以降参照)。これはプレジデント編集部が5つの目的別にまとめた資格一覧である。 世の中にはさらに多くの資格が存在し、ここに掲載したのはその一部である。あまたある資格の中で、わざわざ時間や労力をかけて勉強し、取得する価値のある資格は果たしてどれか。 答えは結局、人それぞれの能力や置かれた状況、目指すところ等々によって異なるわけだが、資格取得のうえで共通して注意しなければならないことがある。それは、以前とは資格に対する考え方を変える必要性が出てきていることだ。 資格に詳しいジャーナリストの笠木恵司氏は、次のように指摘する。 「1990年代にバブル経済が崩壊して就職氷河期が到来し、多くの学生は自分を差別化するために資格の取得に走りました。しかし、企業の採用担当者は『簿記検定持っています』という人材をさんざん面接して、もう見飽きていますよ。資格を取ったからキャリア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く