わたしは、自閉症スペクトラムが高いと精神病院で言われたので、自閉症についての講演会に行ってきた。 自閉症スペクトラムというものがわからなかったためである。 そうして、講演を聴いたら、確かに、わたしは自閉症スペクトラムが高いと思った。 わたしは、自閉症の人に似ている。 似ていないところも会って、「資本主義」ではないし、「人の気持ちがわかる」けれど、性的搾取を受けやすかったり、話し方や、行動の仕方、価値観の置き方が、自閉症スペクトラムの人たちと似通っている。事例で、何度も大学に入って勉強した女性の例や、料理の材料の量がわからない人の例を聞いてそう思った。 一人で何もかもやるのを止めようと思った。わたしには支援がいる。逆に言えば、支援があれば、生活の質を上げて、もう少し幸福に生きることができる。それは、わたしの人権なのだ。 わたしは、自閉症スペクトラムについて、何も知らなかった。 自閉症スペクト