今からもう、2、3年ほど前の話だが、この出来事自体は別に昨日でも2週間前でも内容にはなんら影響はあたえないのだが、私が仕事が終わって帰ろうとタイムカードを押して玄関を出ると、すぐそばに灰皿が置いてあって、そこに営業の人がいたから、「お先に失礼します」と挨拶をした。この人は背が高い人で、年齢はおそらく40代後半か50代くらいで、煙草を吸っていたのだが、「こんなに早く帰ったってやることないだろ?」と言われた。ちなみにこの人は早くに奥さんを亡くしていて、今は娘さんと2人暮らしと聞く。私は毎日定時で上がれる部署に勤めているから、見方によっては早く帰ってるように見えるのかもしれないが、それからさらに5、6年前にも同じことを言われて、私はなんと言って答えたのかは忘れたが、適当に流して帰った。 ここから本題に入ろうかと思ったが、さらに今から20年近く前、高校時代の2年生のときに2者面談というのがあって、