東京へ帰る日の午後、太秦方面で用事を終え、少しだけ時間があったので、嵐電に乗り大急ぎで向かった先は北野天満宮。 学問の神様として知られていますが、私のお目当ては、そのお向かいにある甘味処。昔からずっと訪れてみたいと思っていた『粟餅所 澤屋』さんです。 創業が江戸時代といいますから、まさに300年以上もの歴史を持つ、京都でも有名な老舗の一つです。 観光客も多いこの時期、訪れたのが午後2時を過ぎていたので、売り切れということも心配されましたが、幸いなことに並んでいる人もなく、すぐにご案内していただけました。 入口で注文を伝えてからお席につきます。 メニューはこし餡3個+きな粉2個の合計5個の粟餅が「白梅」、こし餡2個+きな粉1個の合計3個の粟餅が「紅梅」。 この2つのみ。まさに粟餅のみ、一本勝負のお店です。 粟餅「白梅」 白梅 ¥650(税込) 紅梅 ¥500(税込) (※プラス¥300でお抹